火の鳥(角川文庫版)(2) の商品レビュー
何十年かぶりの再読 読んだ当時(20-30年前)より 現代への暗喩の物語感が強い 昨今のメタバースや AIという言葉が 浮かんでくる作品 手塚治虫はやっぱりすごいのか 人間の本質は変わらないから ある程度の頭の良さのある人なら 想像出来ることなのか ブックオフにて取り寄せ
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1985年に書いた本とは思えない。 コンピュータに支配されてる世界。 未来を予告、示唆、しているのかと 思うような本。
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過去の次は気が遠くなるくらいの未来。 一気にSFになってしまった。 おかげでメタ表現も影を潜めていて、手塚漫画としてはかなり読みやすい。 山之辺が赤塚不二夫を知っていても不思議はないからなあ……いやそれも変か。 ムーピーはムービーだろうか?今ならVRとかになるんだろうな。 やっぱ...
過去の次は気が遠くなるくらいの未来。 一気にSFになってしまった。 おかげでメタ表現も影を潜めていて、手塚漫画としてはかなり読みやすい。 山之辺が赤塚不二夫を知っていても不思議はないからなあ……いやそれも変か。 ムーピーはムービーだろうか?今ならVRとかになるんだろうな。 やっぱ重いわこれは。読後感は想像以上に重くずっしりしている。
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いつだったか、人間が想像した事は実現できると聞いたけど、こんな未来は嫌だなぁ。 しかも本当にありそうだからもっと嫌。 火の鳥が今度こそ、この人類こそ、と希望を捨てないのがまた胸が苦しくて。 今この地球に生きている人間は火の鳥の願いに沿った生き方ができているだろうか。
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聖書から逃れてきたけどやっぱり聖書なのかな 色んな本を読めば読むほど、真実な気もする 人はどこに向かうんだろう
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西暦三四〇四年 ムーピー・ゲーム 教条主義者 若きウェルテルの悩み ゲーテ デカダン主義 ソドムとゴモラ ナメクジ 宇宙生命=コスモゾーン
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※このレビューにはネタバレを含みます
未来編における神、創造主の定義。長く意識を持って生き物を監視した意識だけの存在。それが神、あるいは創造主。本人にはその自覚はない。 人類は進歩を重ねて自滅してしまう。人類の思う神をも内包した存在である火の鳥は何度も過ちを繰り返す人類を信じている。 「でも今度こそ、と火の鳥は思う。今度こそ信じたい。今度の人類こそきっとどこかで間違いに気づいて生命を正しく使ってくれるようになるだろう」と。 火の鳥を読もうと思ったきっかけ、平等院の鳳凰さまは火の鳥の一種だった。 人口知能に支配された未来、怪しい生命体ムーピー、コスモゾーン。。物語が壮大過ぎる。 1番印象に残ったのは不死になったマサトが作ったタマミを模したロボットのセリフが詩的だったところ。 「ワタシハタマゴヨ。マボロシヲ生ムタマゴナノ。エーテルノ中ヲトブワ。 アタシノ過去ガ アタシノ未来ガ 鼓動スルノ 脈ヲウツノヨ。ソレハ青イタメ息ノ中デスポンジノヨウニハネマワルワ。」
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人間とは何か?生命とは?進化とは?宇宙生命の火の鳥は人間の進化を何万年、何億年も待つ。そう火の鳥でさえ万能でないのだ。なんと孤独なのだろう。ただ見守るだけの存在なのか?「今度こそ信じたい。今度の人類こそきっとどこかで間違いに気がついて。。。生命を正しく使ってくれるようになるだろう...
人間とは何か?生命とは?進化とは?宇宙生命の火の鳥は人間の進化を何万年、何億年も待つ。そう火の鳥でさえ万能でないのだ。なんと孤独なのだろう。ただ見守るだけの存在なのか?「今度こそ信じたい。今度の人類こそきっとどこかで間違いに気がついて。。。生命を正しく使ってくれるようになるだろう。。。」
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1巻なかったので2巻から。AIが話題になっているので、人工知能が興味深かった。人工知能に政治や法律まで委ねてしまっている未来。 と思ったら、一気にスケールが大きくなり。人類を俯瞰した視線に考えさせられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
未来編。西暦3404年の未来の話。不老不死を求めてあまたの人が火の鳥の生き血を求めては思い敗れる中、マサトは火の鳥に選ばれ永遠の命を与えられる。マサトの肉体がなくなってから生物が再び登場する件は圧巻。 小学生の頃に読んでいたけど、衝撃度は大人になった今の方が大きいかも。これはフィクションなんだろうけど宇宙の真実なのかもしれない・・・。 また十年後くらいに読み返したい。
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