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ベルサイユのばら(集英社C文庫版)(1) の商品レビュー

4.5

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2021/02/11

ベルサイユ宮殿に行く前に予習として読んだけど、すっかりオスカル様の魅力にやられたわ。バスティーユ広場も行きました。

Posted byブクログ

2020/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マリーアントワネットは王太子妃になり、 王の愛人のデュバレー夫人と対立し それに男装の麗人オスカル親子が巻き込まれる。 そして仮面舞踏会でフェルゼンに出会う。 オスカルの責任に、フェルゼンも命をかける。オスカルの誓い。そして女バレ。 国王ご逝去!!ルイ16世陛下ばんざい!! ※ジャンヌの姉妹…名前が…どこに巻き込まれるのか お気に入りの女ともだちポリニャック マクシミリアンと失望 昔、これ読まないなんておかしい、と言われてから敬遠していた。 読んでみると、まあ、普通に面白いかなあという感じ。マリーの母とオスカルがまともなせいで、痛々しい。美貌と権威があって、勉強がそんなに好きじゃなくて他国に来た女の子が、自分の幸せと世界の幸せを混同したしまうのは仕方ないよねえ…とりあえず国民からは歓迎された記憶しかないわけだし。 後書きがネタバレだったけど、たぶんここらは導入編でこの後のどろどろ人間模様が面白いのだろうなあ。

Posted byブクログ

2020/09/24

ベルサイユのばらは過去に一度読んだことがあるような気がするけれど完全に忘れていた(オスカルがアンドレとくっつくことは分かっている程度)ので再読。 この作品が作者28歳の頃に作られたということが一番驚きました。 マリーアントワネットとフォン・フェルゼン、そしてフランス革命というノン...

ベルサイユのばらは過去に一度読んだことがあるような気がするけれど完全に忘れていた(オスカルがアンドレとくっつくことは分かっている程度)ので再読。 この作品が作者28歳の頃に作られたということが一番驚きました。 マリーアントワネットとフォン・フェルゼン、そしてフランス革命というノンフィクションなところにオスカルといフィクションを組み込ませていくところが天才的だなぁと思いました。 それにしてもこの巻のアンドレの登場って本当に地味ですね…。

Posted byブクログ

2020/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベルばらがマーガレットに連載されたのは72年、当時池田理代子は20代半ば。60年代後半に水野英子が少女漫画の水準を飛躍的に高め、70年代に入ると24年組が傑作を続々と発表。本作もそこらへんの表現技法を継いでいるが、これだけ骨太の歴史漫画があっと言う間に登場したのが驚きだ。 文庫版の第一巻は、マリー・アントワネットがマリア・テレジアの下を離れてパリに送られ、ルイ15世の死によって王妃に戴冠、放蕩の限りを尽くす、というあたりまで。 この漫画のメインの読者層はアントワネットに感情移入しただろう。王族の気高さと同時に天真爛漫さで周囲の人々を引き付ける魅力の持ち主。国家予算を傾かせてしまうほどの贅を享受しながら、フェルゼンのようなイケメンからも愛されてしまう。この子の目線に合わせれば、世界は思うがまま。 しかしここには様々な伏線も張られている。アントワネットに取り入ろうとする者たち、下層階級で虐げられるものたち。義に忠実であろうとするがゆえに煙たがられる者たち。彼らもまた少女漫画の枠には入りきらないリアリティで描かれている。 特に街角で盗みを働いた子供が貴族に銃で撃たれる場面の飛び散る血しぶきなどは少女漫画の表現水準を超えている。ここらへんから、若き池田が並みならぬ決意で本作に取り組んでいたことがうかがえる。 マリー・アントワネットは処刑されるはずだが、感情移入していた主人公が無残に殺されるなどという話は、当時の少女漫画の読者には前代未聞であったに違いない。後続巻でそこらへんがどう描かれるか。

Posted byブクログ

2019/09/29

若き日のマリー・アントワネットがとにかく可愛らしいです 一巻はオスカルというよりはアントワネットやロザリーに焦点が当たったお話です(アンドレもまだモブ感あるし…!!) 革命に向かう前の華やかなベルサイユに豪華なドレスの貴婦人たちがとっても可愛くて乙女心を刺激します

Posted byブクログ

2017/06/09

子どもの頃に読んだものを再読。久しぶりの少女漫画に、少し戸惑い気味。 オスカルの人気が高い気がするが、私はやっぱりアントワネットに目が行く。 誇り高さと、人の良さと、愚かさと。これが革命につながっていくのだと、少女漫画らしい分かりやすい構図だった。

Posted byブクログ

2017/05/09

少女漫画に対して、前ほど抵抗がなくなったこの頃。というか、ただの食わず嫌いなんですが。「7SEEDS」のおかげですね。本当に今更ながら、名作の誉れ高い本作に着手。なるほど、結構史実に近い部分も絡めつつ、物語は進んでいく訳ですね。世界史にもとことん疎いので、勉強がてらって意味でも興...

少女漫画に対して、前ほど抵抗がなくなったこの頃。というか、ただの食わず嫌いなんですが。「7SEEDS」のおかげですね。本当に今更ながら、名作の誉れ高い本作に着手。なるほど、結構史実に近い部分も絡めつつ、物語は進んでいく訳ですね。世界史にもとことん疎いので、勉強がてらって意味でも興味深いです。

Posted byブクログ

2017/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 言わずと知れた仏革命を題材にした宮廷絵巻少女漫画。  のっけから王太子妃たる少女アントワネットと現国王の愛人デュ・バリー夫人との苛めに擬せられような確執を描き、少女マンガらしいスタートである。  ところが、ベルサイユでの孤独に苛まれるアントワネットの心の隙間に、同年の貴公子フェルゼン伯、狡猾なポリニャック伯夫人が入り込んでいく。それが無知無垢な少女を、悪政敷く女王に変貌させていく展開は実に心憎い。  かつ、貴族の庶民への重圧の挿話を其処彼処で挟みつつ、斬首への道程をそれと知らず歩むアントワネットの姿が哀れにも滑稽にも見える。  そう、本作は実はアントワネットの物語なのだろうと感じさせる序盤だ。オスカルを軸に展開させようとするアニメーション版とは一味違う物語を楽しめそうである。  なお、庶民に身をやつしている貴族の子弟ジャンヌとロザリーの姉妹の造形が秀逸だ。  1994年(底本1976年)刊行。

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2016/02/20

テレビアニメ鑑賞後に再読。 なんて意地悪っぽいオスカル! 自信たっぷりにして苛々。 そして微妙なギャグ描写。

Posted byブクログ

2015/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

備忘メモ。 ■新しい運命のうずの中に ・オーストリア ハプスブルグ家のマリーアントワネット、フランス ブルボン家の未来の国王、ルイ16世のもとへ嫁ぐ。 ・オスカルはフランス王家を守る軍を統率する家の娘、だけど息子同然に育てられる。アンドレはオスカルの乳母の孫? ・フェルゼンはスウェーデンの貴族?の家の子。マリー、オスカル、フェルゼンは全員1755年生まれ。 ・フランス国王の愛人で元娼婦のデュ・バリー夫人との対決。誇り高きマリー。この対立に巻き込まれる感じで、オスカル母はマリーの侍女に。 ・ブルボンの前に栄えていたバロア家の血をひくという貧しい姉妹。姉のジャンヌはいつか返り咲くわと野心に燃えている。妹のロザリーは健気。ジャンヌはなんとか、下級貴族の家に引き取られて貴族の仲間入り。訪ねてきた貧しいロザリーをだまして殺そうとする。 ・マリー、仮面舞踏会で出会ったフェルゼンに恋。 ■栄光の座によいしれて ・1774年、ルイ15世、天然痘で没する。死の直前に、王の手によってデュ・バリー夫人追放。 ・19歳の若き国王誕生。マリーは18歳。オスカルの忠告で、スウェーデンへ帰るフェルゼン。 ・庶民は貧困に喘いでいる。一部の貴族の横暴で、いたずらに殺される子供まで。でもマリーは権力に酔いしれて、血税使い放題。 ・そんななかオスカルは、昇給も断り暮らしもなるたけ質素に暮らしている。あるとき嫌な公爵と口論になり、一ヶ月の謹慎処分に。いい機会だと領地の視察へ。そこでロベスピエールと出会う。国民が新国王&王妃に失望しつつあることを知る。 ・マリー、ポリニャック伯夫人を気に入って仲良くする。ポリニャック伯夫人はそこにつけいって地位や財産をねだる。淋しいマリーはそれを与えることが友情と思っている。ポリニャック伯夫人の入れ知恵で賭博にも手を出す。 ・ジャンヌ、自分を引き取ってくれた夫人を殺して財産を騙しとり、知り合いのツテで結婚相手の男を近衛連隊に送り込む。のしあがろうとなんでもする。 ・ロザリー、母親をポリニャック夫人の馬車にひき殺される。死の間際、ロザリーの本当の母は貴族だと告げる母。敵討ちしようとして間違えてオスカルの家に忍び込む。事情を聞いたオスカル、ベルサイユに出入りできるよう服など整えて手引き。 ・ある舞踏会で、オスカルに連れられたロザリーと、ジャンヌ出会う。ロザリーから、母さんが死んだと聞いて動揺するも、あくまで無視するジャンヌ。 ・4年ぶりに、フェルゼン帰国。

Posted byブクログ