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蟲師(1) の商品レビュー

4.5

276件のお客様レビュー

  1. 5つ

    158

  2. 4つ

    63

  3. 3つ

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2024/04/12

「動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ── ”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そして ヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋 ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。」 2003年「文化庁メディア芸術祭」漫画部門優秀賞 2006年「第30回講談社漫画...

「動物とも植物とも異なる、生命の原生体たるモノ── ”蟲”。それらは時に人智を超えた現象を呼び、そして ヒトは初めてその妖しき存在を知る。ヒトと蟲とを繋 ぐ存在、それが”蟲師”と呼ばれる者──。」 2003年「文化庁メディア芸術祭」漫画部門優秀賞 2006年「第30回講談社漫画賞」一般部門受賞 2006年の「文化庁メディア芸術祭」10周年企画として行われた「日本のメディア芸術100撰」漫画部門に選出。 2005-2014年 アニメ化 2006年 実写映画化 ・『東大×マンガ』東大カルぺ・ディルム著 内外出版社で紹介。 「舞台は、日本人がまだ自然に対して畏敬の念を持っていた時代で、蟲と呼ばれる超自然的な存在が登場します。蟲は、人間の生活の裏側にただ存在しているだけで、害を加えようとすることも、恩恵を与えようとすることもありません。人間が勝手に解釈して、蟲に怒ったり、蟲を好意的に見たり・・と、いろいろな対応をします。日本の考え方で言えば、”神”と解釈した方がわかりやすいかもしれませんね。」 「主人公は(略)そこにある自然として畏敬の念を持ちながら蟲と共存する。西洋とは違う、日本特有の文化観が見て取れますー超自然的な存在に対して主人公は「人はそれでも、自然の一部だ」と言います。ー都会に住み、自然と触れ合うことはなくなり、人の手がまったく入ってこない自然は、もう日本にはほとんど存在していないけれど、でも人間は自然の一部である。こういう考えは学ばなければならないものだと思います。」 (『東大×マンガ』p56より) ・柔らかな絵が好み。 ゆっくり読みたい。どんよりした雨の日とかに。

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2024/01/05

⭐︎5.0 全10巻、読書済み。 世界観が凄い好き。 世界観に合った絵柄が雰囲気出してて没入。 1話1話がすごく洗練されていてどこをいつ読んでも面白い。

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2023/10/03

・漫画。「蟲」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。「蟲」が引き起こす様々な事象や病気などに立ち向かう蟲師ギンコの物語。 ・時代設定は、江戸時代と明治時代の中間がイメージされている。 ・少し古めの漫画だが、大体が1話完結で、昔話のような内容のため読みやすい。 ・和風ファンタジ...

・漫画。「蟲」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。「蟲」が引き起こす様々な事象や病気などに立ち向かう蟲師ギンコの物語。 ・時代設定は、江戸時代と明治時代の中間がイメージされている。 ・少し古めの漫画だが、大体が1話完結で、昔話のような内容のため読みやすい。 ・和風ファンタジーや昔話が好きな人、森や昆虫が好きな人、一風変わった漫画を読みたい人におすすめ。 【博士前期課程1年 杉本一生】 ●未所蔵です。読みたい方は学内者限定ホームページから「読みたい!」を送信してください。

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2020/12/12

全10巻読了。 アフタヌーンらしい渋さ。 一話完結ながらつまらない話が一つもない。 たくさんの方のレビューがあるので もはや私のレビューなど必要ないですね。

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2019/03/20

地球(?)に生きるのが人間だけではないと気づかせてくれる作品。作品の世界では、蟲という存在が人間よりはるかに以前から存在し、人と交わることで様々な怪異が起こる。 奥深い作品。

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2019/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

緑の盃 雪深い里 予知夢 二つめの瞼 生きている沼 某友人帳のような気配。 ギンコも2つとも目がなかった。まだ蟲に魅入られたままなのだろう。 妖怪のような位置付けの、蟲という作者の描き方は好き。

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2018/03/17

雰囲気が好きです。淡々としていて、絵もざっくりしているのにとても綺麗。 蟲と共棲していくはなし。それは自然と共棲していくのに似ていて、怖いような、美しいような そこにある人々のくらしもまた、美しい。 アニメも秀逸でした。 どこかに録画保存していたはずなのですが・・・もう一度観た...

雰囲気が好きです。淡々としていて、絵もざっくりしているのにとても綺麗。 蟲と共棲していくはなし。それは自然と共棲していくのに似ていて、怖いような、美しいような そこにある人々のくらしもまた、美しい。 アニメも秀逸でした。 どこかに録画保存していたはずなのですが・・・もう一度観たいです。

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2017/08/14

手塚治虫の中でも、特に「どろろ」が好き(小学生高学年の時に受けた衝撃を忘れない)な私としては、この漫画に「どろろ」的な何かを感じました。 蟲というのは、妖怪とは違うのかもしれないが、あまり気持ち悪くなく、人間、蟲どちらもの儚さの方が際立っている。 もう少しくどく、グロテスクな...

手塚治虫の中でも、特に「どろろ」が好き(小学生高学年の時に受けた衝撃を忘れない)な私としては、この漫画に「どろろ」的な何かを感じました。 蟲というのは、妖怪とは違うのかもしれないが、あまり気持ち悪くなく、人間、蟲どちらもの儚さの方が際立っている。 もう少しくどく、グロテスクな、悪を感じるような部分がどぎつくてもドラマチックになるのでは。 ただ、このさわやかさ、儚さが良いのかな。 主人公のギンコはさわやかなんだから、たばこ吸わない方が良いのでは?と思ったけど、何か意味があるのかな? 蟲よけとか。

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2017/08/11

7年ぶりくらいの再読。作者の受賞作「瞼の光」は鮮烈に記憶に残っていた。知覚の微小な違和感や気付きを与えてくれる。静かに時間の流れの積層を感じながら読める、心地よいテンポのある漫画だなぁ。

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2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 アニメーション版本編、特別篇、そして続章と見、ぜひ原作も読みたいと思い続け、漸く手にした一巻である。オヤジ(といっても20歳代後半の趣き)である主人公ギンコのイケメンぶり、少年ぽさに一瞬戸惑ったが、それはそれ。そこに慣れると、蟲師らしい、ザ・日本的な自然描写、個人的には高野山の奥ノ院まで歩いている時に感じる雰囲気が随所に感じられ、とても素敵である。すなわち、和風怪異昔話(スプラッタ要素はほぼ皆無)の魅力は漫画版でも存分に感得できる。ただ、アニメ版のゆったりとした描写の良さも、より一層感じてしまうところ。

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