商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/07/09 |
| JAN | 9784065441121 |
- 書籍
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ゾンビ回収婦
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ゾンビ回収婦
¥1,980
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商品レビュー
3.2
104件のお客様レビュー
AIに仕事を奪われた女性がゾンビ世界を題材としたVRゲームにのめり込むという導入から、アイデンティティとレゾンデートルの崩壊と構築についてを語る純文学作品。自己存在を認めるためには何が必要なのか、それとも本当は何も必要ではないのではないか、認めようと悩む在り方こそ人間であり、人間...
AIに仕事を奪われた女性がゾンビ世界を題材としたVRゲームにのめり込むという導入から、アイデンティティとレゾンデートルの崩壊と構築についてを語る純文学作品。自己存在を認めるためには何が必要なのか、それとも本当は何も必要ではないのではないか、認めようと悩む在り方こそ人間であり、人間であるという一点においてその生は肯定されるべきではないのか、自己を認めるために何かが必要なのであればその何かをあくまで求めるべきではないか。 普遍的なテーマを、未完成のゾンビVRゲームという暗い世界を舞台としながら、前向きに語っていて元気づけられた。話の展開も面白かったし、ちょっとしたユーモアも読み易く、実際仕事なんて皆が相互に関わるための照れ隠しなんじゃないという部分はとても素敵な文章だし、特にラスト付近のアラスカの初語の話は熱いものを感じた。 良作!!
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第175回芥川賞受賞作ということで読んでみた。AIに侵食された世界を舞台に、現実とゲームのようなもう一つの世界を行き来しながら、ゾンビの骸を回収する掃除婦の物語である。 独特な設定と世界観で、現実なのか仮想世界なのか、その境界が次第に分からなくなっていく。主人公は、夫とともに仕...
第175回芥川賞受賞作ということで読んでみた。AIに侵食された世界を舞台に、現実とゲームのようなもう一つの世界を行き来しながら、ゾンビの骸を回収する掃除婦の物語である。 独特な設定と世界観で、現実なのか仮想世界なのか、その境界が次第に分からなくなっていく。主人公は、夫とともに仕事を失いながらも、与えられた役割を懸命にこなしていく。その姿には、AIに仕事を奪われていく未来や、誰にも評価されなくても働き続ける人間の姿が重なっているようにも感じた。 ただ、読み終えても作品が描こうとしていることを十分に理解できたとは言い難い。AI、ゲーム、ゾンビ、現実と虚構が入り混じる世界についていくのに少し苦労した。芥川賞を受賞するほど評価された作品だけに、もう一度読めば別の見方ができるのかもしれない。自分には少し難しい作品だったが、「よく分からない」という感覚も含めて、強く印象に残る一冊だった。
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ゾンビ回収婦 著:小砂川 チト 第175回芥川賞受賞作 主人公は、ゾンビの骸を拾い集め、ホテルをクリーンに保つゾンビ回収婦。 冒頭から?で始まり、読むものを惹きこんでいく。 三度の飯より、ゾンビが好きな妻の本棚から拝借。 ゾンビ?回収婦?とのっけから、頭にぽかんと浮かぶ「?...
ゾンビ回収婦 著:小砂川 チト 第175回芥川賞受賞作 主人公は、ゾンビの骸を拾い集め、ホテルをクリーンに保つゾンビ回収婦。 冒頭から?で始まり、読むものを惹きこんでいく。 三度の飯より、ゾンビが好きな妻の本棚から拝借。 ゾンビ?回収婦?とのっけから、頭にぽかんと浮かぶ「?」 それ以上に「?」が深まり、置いてけぼりにならないように必死に読み進めている間に引き込まれ、最終的には一気読みをしていた。 冒頭の「?」は読後に「!」に変わるわけではないものの、著者としては「?」の回収をゴールに据えているわけでもない。 感想をなんと表現するのが正解かはわからないものの、良い物を読ませてもらったというか、味わったことのない感覚と脳みその自分が使ったことのない部分が活性化されたような感覚に陥った。 答え合わせするためではなく、同じ感覚を味わいたいために再読したいというそんな気持ちにも駆られるような不思議な一冊であった。
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