商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/04/22 |
| JAN | 9784065432419 |
- 書籍
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女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処
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女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
入れ子構造の物語に翻弄されながらもしっかりと楽しめた。さすがメフィスト賞受賞作。 序章が本章よりかなり長い物語ははじめて読んだかもしれない。
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この本を読み始めて、1番最初に陥った感覚が何層もある物語に、あれ??今はなんの物語を読んでいるんだ??となった不思議な感覚でした。かといって読み進めるのが難しいわけではなく、そこから更に沼にハマって色々なことが解明されていき楽しかったです。装丁も美しく読むモチベーションにもなりま...
この本を読み始めて、1番最初に陥った感覚が何層もある物語に、あれ??今はなんの物語を読んでいるんだ??となった不思議な感覚でした。かといって読み進めるのが難しいわけではなく、そこから更に沼にハマって色々なことが解明されていき楽しかったです。装丁も美しく読むモチベーションにもなりました。
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架空の国を舞台にした歴史ファンタジーであり、ミステリー要素もある作品。 大学院で化学の研究に勤しむ主人公エリメは、ある日強い精神的ショックで意識を失ってしまった。数ヶ月の昏睡を経て自宅で目を覚ますが、倒れた頃の記憶を失っている。どうやら恋人であったジアネの交通事故死が関わってい...
架空の国を舞台にした歴史ファンタジーであり、ミステリー要素もある作品。 大学院で化学の研究に勤しむ主人公エリメは、ある日強い精神的ショックで意識を失ってしまった。数ヶ月の昏睡を経て自宅で目を覚ますが、倒れた頃の記憶を失っている。どうやら恋人であったジアネの交通事故死が関わっているようだが…。 健康を回復し大学に戻るにあたり、旅の道連れに自宅から一冊の本を持っていくことにした。その本『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』には予想もしていなかったこの国の過去が書かれていた… 第66回メフィスト賞受賞作、著者は若干二十歳の大学生、「5つの作中作が入れ子構造になった」作品、そして美しい装丁に惹かれて手に取った。 この入れ子構造になった作品をしっかり読み込み、そこに記された「宝の在処」を主人公と共に追う中で物語の真実に到達する仕掛けだ。 本作の舞台は拝月教という宗教が強い政治的支配力を持った国である。本来、人々を救うはずの宗教がエリメのいる時代でも、作中作の中でも延々と戦争と流血を繰り返している。歴史の中でそれに抗う人は過去来たくさんいたであろう。しかし、エリメの生きる現代でも拝月教は健在で相も変わらず戦争を仕掛けているという… なぜこの宗教は生き延びたのか?歴史は繰り返すのか?作中作が在処を記したという宝とは何か?それを知った時、読者は、主人公は何を思うのか…。 宗教と科学と政治。いずれも人々の生活をより良くするために行われるもののはずである。それなのに何故戦争は繰り返されるのか? 折しもウクライナやイランで、AIやドローンが戦争兵器として使われる現在、著者の問題意識はここにあるのだろう。そういう意味で、架空の世界のことでありながらとても現代的なテーマである。 作品としては純粋に話を追う面白さはしっかり備えている。作中作は5つと言えどもそれらはマトリョーシカのようにシンプルに一つの作品の中に内包されているし順番通りに登場するので筋も複雑ではない(若干そこが物足りない部分でもある。笑) 惜しむらくは、合計6つの作品(5つの作中作+エリメの物語)で構成されているにも関わらず、それらの作品の文体や語り口にそこまで変化を感じない点。その筆力はこれからに期待。 また、読者が迷子にならないように、途中でここまでの話を要約する人物が現れたりと、とても親切な設計だがそれが読む楽しみを奪ってしまっている面はある(編集者の意見で挿入されたのだろうか) あと、個人的には作品の冒頭で予想した終盤の展開が当たってしまったのも物足りなさを感じた所以。 とは言え、十分に楽しめた。次回作にも期待である。
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