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子どもを描く 林明子の世界
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子どもを描く 林明子の世界

福音館書店編集部(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2026/04/17
JAN 9784834089189

子どもを描く 林明子の世界

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2026/04/25

わたしも娘も大大大好きな林明子さんの絵本のなつかしい場面の絵がたっぷり。それに出版社のカタログの表紙や雑誌の挿絵のようなイラストの仕事、月刊絵本の折込付録や「母の友」に寄せられた文章などをあつめたもの。林明子さんご自身の書きおろし/描きおろしはないけれど、エッセイ・童話・漫画・イ...

わたしも娘も大大大好きな林明子さんの絵本のなつかしい場面の絵がたっぷり。それに出版社のカタログの表紙や雑誌の挿絵のようなイラストの仕事、月刊絵本の折込付録や「母の友」に寄せられた文章などをあつめたもの。林明子さんご自身の書きおろし/描きおろしはないけれど、エッセイ・童話・漫画・イラストなど単行本未収録作品多数収録で、絵本作家としての50年余りの集大成になっている。なかでも出会いそびれていた童話「なつはぜぼうやのものがたり」(『おおきなポケット』2000年4〜9月号)が丸ごと入っているのが個人的にはうれしい。 わたしがうまれたころに絵本作家になられ、身近な親戚のお子さんをモデルに描かれた数々の作品の中にとじこめられた景色や子どもの姿は、まさに自分たち世代の世界なのだな、とあらためて実感した。街の景色や子どもの仕草など資料集めに力が入っているという話は聞いていたが、「こんとあき」は自分でこんのぬいぐるみをつくるところから始まった、という話ははじめて聞いた気がする。(だから見返しページに型紙が載っていたのか⋯といまさらながら) 「はじめてのおつかい」の絵を隅から隅まで愛読したという宮崎駿(これはこの本のオリジナル? 語りおろし?)、「こんとあき」を愛する五味太郎さんのインタビュー(再録)もそれぞれの作品への愛に溢れている。 こうしていろいろな作品をまとめてみてみると、あたたかく写実的なタッチの「こんとあき」や「あさえとちいさいいもうと」シリーズを典型としつつ、初期のもっと元気のいいタッチ、「はじめてのキャンプ」のようにシンプルなタッチ、「魔女の宅急便」などの読みものにつけたモノトーンの挿絵、切り紙作品、こうの史代にも通じるようなセンスの折込付録のひとコマ漫画など、さまざまな画風があり、好きな絵本についての文章などを読むに、ほんとうに絵をみることと絵を描くことがお好きなのだなあ、と思った。そんなところは、画風は違えど誕生日を同じくする安野光雅と似ているかも⋯。

Posted by ブクログ

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