商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2026/03/30 |
| JAN | 9784101200224 |
- 書籍
- 文庫
禍
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禍
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
これはなんだ、オカルトなのか?幻想ホラーなのか?ファンタジーなのか? 独特な文章なのだけど紡がれる言葉の美しさにハッとする瞬間もある。 けれど気持ち悪くてグロテスクさもあり、結局なんだかよくわからない。 苦手な描写がいくつかあって苦戦した。 エログロは平気だけどスカロトジーがと...
これはなんだ、オカルトなのか?幻想ホラーなのか?ファンタジーなのか? 独特な文章なのだけど紡がれる言葉の美しさにハッとする瞬間もある。 けれど気持ち悪くてグロテスクさもあり、結局なんだかよくわからない。 苦手な描写がいくつかあって苦戦した。 エログロは平気だけどスカロトジーがとにかく無理で『食書』はそこでやめたくなってしまった。 この物語の設定はかなり好きなので残念。 一番面白く読めたのは『農場』かな。
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自分にとってはまだ未開拓な部分の多い ジャンル“ホラー”の短編集。 身体のどこかのパーツという一貫したテーマがあるのだけれど、 いい意味で全くそれを感じないくらいいろいろな切り口が楽しめる。 “珠玉の”短編集という枕詞がよく似合う1冊。 小田さんは非常に寡作ということですが、...
自分にとってはまだ未開拓な部分の多い ジャンル“ホラー”の短編集。 身体のどこかのパーツという一貫したテーマがあるのだけれど、 いい意味で全くそれを感じないくらいいろいろな切り口が楽しめる。 “珠玉の”短編集という枕詞がよく似合う1冊。 小田さんは非常に寡作ということですが、 まだ単行本としてまとまっていない短編もあるということで、 今後出版される作品は楽しみに待ちたい。
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小田雅久仁『禍』新潮文庫。 『このホラーがすごい! 2024年版』で、国内編第1位を獲得した7編収録のホラー短編集。 小田雅久仁の作品を読むのは『本にだって雄と雌があります』『残月記』に次いで3作目である。『本にだって雄と雌があります』は一種の幻想小説で、『残月記』はSF小説...
小田雅久仁『禍』新潮文庫。 『このホラーがすごい! 2024年版』で、国内編第1位を獲得した7編収録のホラー短編集。 小田雅久仁の作品を読むのは『本にだって雄と雌があります』『残月記』に次いで3作目である。『本にだって雄と雌があります』は一種の幻想小説で、『残月記』はSF小説であったが、この『禍』はホラー小説というから、小田雅久仁は都度都度スタイルを変える忙しい作家のようだ。 最近はホラー小説ブームなのか雨穴の『変な家』のようなモキュメンタリー小説や角川ホラー文庫で次々と刊行される正統派ホラー小説などが目に付くようだ。本作を読み、『このホラーがすごい! 2024年版』で、国内編第1位を獲得というのはどうにも納得出来なかった。 『食書』。書けなくなった小説家が何時しか現実と夢の中の世界を行き来し、その境目が解らなくなってしまうという恐怖。 小説家である主人公は書店の未施錠だった多目的トイレのドアを開けると、本のページを貪り喰う女の姿を目撃する。女は“一枚食べたら引き返せないからね”という言葉を残し、立ち去った。女が本のページを貪り喰う姿を思い出した小説家は蔵書の中から1冊を取り出し、『魔女』という中編小説の1ページを食べてみる。 夢とは不思議なもので、過去の体験や本やテレビで見聞きしたものや願望や創作などが入り交じり、あり得ない世界を見せてくれる。昨夜、自分が見た夢は関東の何処かの街で小さな本屋に行った帰りに菓子と飲み物を買い、何故か知人と小さな小屋みたいな所で飲み食いしているとヒグマが窓を開けて侵入しようとするので、それを阻止しようとする変な夢だった。登場する本屋は、その昔、3ヶ月ほど長期滞在した成田の駅前にあった小さな本屋みたいな感じだったし、ヒグマの顔は飼い猫にも似ていたように思う。 『耳もぐり』。話はあちらこちらと脱線しながら、少しずつ『耳もぐり』について明かされていく。奇妙な話ではあるが、怖くはないし、結末も予想の範疇だった。 『喪色記』。幻想的な話ではあるが、怖くも面白くもない。このレベルで『このホラーがすごい! 2024年版』の国内編第1位を獲得したのかという疑問ばかりが頭の中を渦巻く。 『柔らかなところへ帰る』。痩せた妻と暮らす男がバスの中で出会った太った女に欲情し、淫らな妄想を抱くという話。 『農場』。読む前にこのタイトルから想像するに、人間が家畜のように農場で飼育されるという内容ではなかろうか。 予想は遠からず近からずの正解で、ハナバエという人間の鼻を栽培する農場の話であった。余りにも異様な話なので想像が付かず、怖さは感じなかった。 『髪禍』。一泊二日で10万円という破格であるが、怪しげな仕事を請負った33歳の無職の女性が、仕事先に向かうと他言無用の宗教儀式であった。そこには長い黒髪の女性ばかりが集まっていた。 今ひとつ。 『裸婦と裸夫』。『現代の裸婦展』を請負った観に行こうとした男性が電車に乗ると、裸の男が現れ、次々と裸になる乗客が現れるという、スプラスティック小説。 筒井康隆の小説のような振り切った感が無い。 本体価格800円 ★★★
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