商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2026/03/30 |
| JAN | 9784101803272 |
- 書籍
- 文庫
重力アルケミック
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重力アルケミック
¥737
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
SF 設定と物語の芯が綺麗に噛み合っていて素敵。 五十路の自分には青春が眩しすぎるという事実は事実として受け入れたうえで。飛んで落ちたあとの主人公が、友人、家族、研究室の人々に受け入れられていくところでボロボロ泣いてしまいました。青春万歳。満足。
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特殊設定SFキャンパス青春もの。重素とものが発見されていて、その処理により浮力(反重)が得られていること、重素の掘りすぎで地球が膨張していて、都市間、国家間の距離が延び続けていることを除けば、ごく普通のやや拗らせ気味な大学生の回顧録といった感じになってます。設定というか発想がぶっ...
特殊設定SFキャンパス青春もの。重素とものが発見されていて、その処理により浮力(反重)が得られていること、重素の掘りすぎで地球が膨張していて、都市間、国家間の距離が延び続けていることを除けば、ごく普通のやや拗らせ気味な大学生の回顧録といった感じになってます。設定というか発想がぶっ飛んでるのに、ごくごく普通な感じに落とし込んでるのがすごい。よく練られてる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■SFの皮を被った、あまりに純粋な青春小説■ 柞刈湯葉氏の真骨頂。壮大なSF設定を背景に置きながら、描かれるのは理系大学生の「独り言」のような、どこか斜に構えたユーモアたっぷりの日常だ。 「重力低下」と「地球膨張」という深刻な環境破壊にさらされた世界。重素工学という斜陽の学問に身を置く湯川が、100年前の「失われた技術(飛行機)」に魅せられていく過程がたまらなく良い。自転車でバカな旅をするような、大学生特有の「無鉄砲な全能感」と「漠然とした不安」が、物語の端々に滲んでいる。 中盤までの淡々としたテンポに油断していると、終盤、一気に感情を揺さぶられる。特に篠崎、宮原さん、湯川が飛行機に挑む場面。三人の関係性と、未知の空へ踏み出す勇気に胸が締め付けられた。 ラストに綴られる「人生は飛行機のようなものだ。前に進み続けない限り落下してしまう」という一文。この言葉を噛みしめるためだけに、この数百ページを読み進める価値がある。理屈じゃない、真っ直ぐな感動をくれる傑作。
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