商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2026/03/23 |
| JAN | 9784041164976 |
- 書籍
- 文庫
未明の砦
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未明の砦
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
好きな作家さん。工場で働く非正規社員がのお話。工場でバイトをしたことがあるが、あのラインで間違えないように同じ作業をやるのはなかなか大変な仕事だと思う。 いろいろなことを「どうせ何をやってもだめなんだ」と思わずに、自分たちの手で改革していくことって大事だな、と気づかされる本。自分...
好きな作家さん。工場で働く非正規社員がのお話。工場でバイトをしたことがあるが、あのラインで間違えないように同じ作業をやるのはなかなか大変な仕事だと思う。 いろいろなことを「どうせ何をやってもだめなんだ」と思わずに、自分たちの手で改革していくことって大事だな、と気づかされる本。自分もちいさなことでもいいので前向きに取り組んでいこうと思った。
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購入してから労働組合が一つのテーマになっていると知り、組合活動に長らく身を置いているものとして興味深く読ませてもらった。 終盤、主人公らの主張に皆が耳を傾け、連帯が広がるシーンなど、正直、現実的では無いところも少なからずあるものと感じた。労働者が全体で一致して動き始めることは、そ...
購入してから労働組合が一つのテーマになっていると知り、組合活動に長らく身を置いているものとして興味深く読ませてもらった。 終盤、主人公らの主張に皆が耳を傾け、連帯が広がるシーンなど、正直、現実的では無いところも少なからずあるものと感じた。労働者が全体で一致して動き始めることは、そうそううまくはいかず、それでも何とか取りくみを継続させていくことに、日々困難さを感じている。そうした中、作品から何かヒントをもらえるかなとも期待していたが、そこには至らなかった。また、組合の活動としてはこれから、と言うところで終わってしまうことも若干残念だった。 とは言え、エンタメとしては、やはりこれまでの作品同様、珠玉の出来。労働組合という地味で、あまり一般ウケもないであろうことをテーマとしつつも、「共謀罪」や政治的な野望を絡ませ、スリリングなサスペンスに仕上がっており、どんどん先を読みたくなった。また、解説にも記載されていたが、こうしたテーマで新聞連載するのは、なかなかのことだとも感じた。若い世代に、少しでも労働組合のことを知ってもらえる、きっかけになってもらえれば、と願う。
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Amazonの紹介より 第26回大藪春彦賞受賞作! 希望と成長の社会派青春群像劇。『犯罪者』『幻夏』『天上の葦』の次はこれだ! 圧巻の社会派青春群像劇 その日、共謀罪による初めての容疑者が逮捕されようとしていた。標的は大手自動車メーカー〈ユシマ〉の非正規工員・矢上ら4人。だが、突...
Amazonの紹介より 第26回大藪春彦賞受賞作! 希望と成長の社会派青春群像劇。『犯罪者』『幻夏』『天上の葦』の次はこれだ! 圧巻の社会派青春群像劇 その日、共謀罪による初めての容疑者が逮捕されようとしていた。標的は大手自動車メーカー〈ユシマ〉の非正規工員・矢上ら4人。だが、突如発生した火災に乗じて4人は逃走する。誰かが警察の動きを伝えたのだ。所轄の刑事・薮下は事件に裏があると読んで独自に捜査を開始。さらに超法規的手段で日本を一変させようとするキャリア官僚が野心のために動き出す―。格差と分断の社会を撃つ、瑞々しく切実な社会派青春群像劇! 約670ページという文庫本にしては、とても厚みのある量でしたが、それだけ丁寧に描かれたことで、派遣業における闇の数々を知れましたし、非正規が奔走する描写に手に汗握りました。結果、世界観に引きこまれていて、見る見るうちにページがめくられていましたし、とても読み応えがありました。 冒頭では、容疑者4人を逮捕しようとする警察の動きが描かれているのですが、この段階では、何の罪で指名手配されているのか?なぜこのような状況になったのかわからずにいます。 犯人確保と思いきや、突然の火災で失敗。また犯人と警察との対決が再開されるのですが、一向に読者としてはわかりません。 そこから4人の出会いから始まり、今に至るまで、空白の時間が埋まるかのように過去と今を行き来しながら、わかっていきます。群像劇になっているので、様々な場面を目撃することになります。 紐解いていくと、正社員と派遣との格差や大手大企業における派遣の取り扱いなど様々な闇が浮き彫りになっていきます。 その描写が、かなり丁寧に描かれているので、作者の太田さんからのメッセージ性が強いなと思いました。普通なら表面だけサラッと流すところを、歴史や法律といったものを長く書かれていたので、より理解度が増しました。 そして、ある出来事を機に4人の暴走および奮闘劇が始まります。 なぜ警察から追われているのか?過去と今を行き来しながら、段々とわかってくる真相に憤りや深すぎる闇だなと思いました。 様々な闇、特に派遣の闇が丁寧に書かれていて、知らなかった部分もあって勉強になりました。 その他にも、政治や警察、大企業も巻き込みながら、逃走劇を軸にエキサイトしていきます。 とにかく登場人物が多いのですが、最初に一覧が掲載されているので、一安心です。 容疑者の動機といったものは後半になって、ようやくわかるのですが、まぁ分厚い分、読了後達成感がとてもありました。 まだ続きがあるかのような終わり方ではあるものの、ひとまず終止符が打たれるので、今後良い方向へむかってほしいと思うばかりでした。
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