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幸せな結末 大滝詠一ができるまで
1,925円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2026/03/12 |
| JAN | 9784163920801 |
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幸せな結末 大滝詠一ができるまで
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幸せな結末 大滝詠一ができるまで
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
大滝詠一の足跡を萩原健太が書き記す。そこに大滝自身が吸収したポップ音楽への傾倒とアウトプットする技巧のこだわりが垣間見える。"詠み人知らず" の理想にファンとして彼らしさを感じる。心に刻まれるメロディと共に広がる世界観は決して絵空事ではない。日常の片隅で時代を...
大滝詠一の足跡を萩原健太が書き記す。そこに大滝自身が吸収したポップ音楽への傾倒とアウトプットする技巧のこだわりが垣間見える。"詠み人知らず" の理想にファンとして彼らしさを感じる。心に刻まれるメロディと共に広がる世界観は決して絵空事ではない。日常の片隅で時代を経ても息づいている。これぞポップの証左なり。
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大滝さんの愛弟子とも言える山下達郎は、かつてこう語った。「大滝詠一という人がどんな人間かを説明するには、朝から晩まで喋り続けて三日三晩かかる。そしてそれを全部聞き終わった後、あなたが何と言うかはもうわかってる。『そんな人はいない!』」。実際、読んでもらえばわかるが、これが本でな...
大滝さんの愛弟子とも言える山下達郎は、かつてこう語った。「大滝詠一という人がどんな人間かを説明するには、朝から晩まで喋り続けて三日三晩かかる。そしてそれを全部聞き終わった後、あなたが何と言うかはもうわかってる。『そんな人はいない!』」。実際、読んでもらえばわかるが、これが本でなかったらとても本当とは思えないだろう。それくらい大滝さんはあり得ないレベルでブッ飛んでいる。 「大滝詠一さんの印象は、お喋りで面白い親戚のおじさん」。そう話すのは渡辺満里奈。しかし饒舌な語りとは裏腹に、大滝さんは常に謎に包まれたミステリアスな存在でもあった。それは僕のような一介のリスナーだけでなく、「ナイアガラ・フリーク」と呼ばれるコアなファンたちにとっても同じである。 聴き慣れた方にとっては周知のことと思うが、大滝さんは作曲の中でお気に入りのナンバーや、自身が聴いて育った曲をしばしば「引用」する。それは初見でもわかるものから、わかる人にだけわかるもの、さらには未発見のものも膨大にあるとされる。まるで古今東西の小説に精通した作家が、元ネタを知っている読者だけがニヤリとできるような一文を、そっと作品に忍ばせるが如くだ。 ただし、大滝さんは解説をあまり好まない。自分で説明することほど悲しいものはないのだ。大滝さんの蘊蓄はケタ違いだが、自作や自分自身については殆ど語らない。そんな韜晦の人が一度だけ明け透けに自分語りをしたという幻のインタビュー。その存在自体は知られていたものの、著者が書いている通り「門外不出」「死後公開」とされ、雑誌などにごく断片的に紹介されたことがあるだけで、日の目を見るのかどうかさえ怪しかった。それが本書である。 大滝さんが急逝したのは2013年。誰も予期しない、早過ぎる死だった。みんな大滝さんの曲を、話を、もっともっと聴(聞)けると思っていた。結局、大滝さんは僕たちが期待していた多くのものを墓場まで持って行ってしまった。だからこそみんな大滝さんを知りたくてたまらないのだ。 事実、没後10年以上経ってもなお、各種雑誌で特集が組まれ、関連書籍が発売され、昔のアルバムの周年記念盤をファンが楽しみにしている。こんなミュージシャンが他にいるだろうか。僕自身、折に触れて「こんな時、大滝さんがいてくれたらナァ」と思う。その意味でこの本は、天国の大滝さんからの特大のプレゼントだ。
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大滝詠一さんが二〇一三年の暮れに亡くなって以降毎年三月二十一日に◯周年記念盤やら発掘音源集やらベスト盤やらがリリースされるのがお決まりのようになり、二〇一六年の”DEBUT AGAIN”までは私もなんとなく買っていたのだが、そのうち? という音源集や、はては盆踊り大会やギャラリ...
大滝詠一さんが二〇一三年の暮れに亡くなって以降毎年三月二十一日に◯周年記念盤やら発掘音源集やらベスト盤やらがリリースされるのがお決まりのようになり、二〇一六年の”DEBUT AGAIN”までは私もなんとなく買っていたのだが、そのうち? という音源集や、はては盆踊り大会やギャラリー展示まで開催されるようになり、なんか違うな、と感じ十年近く遠ざかっていた。さて二〇二六年三月。”NIAGARA TRIANGLE Vol.1”の五十周年記念盤は買わなかったが、この本は買った。脳内で、一九九〇年代のお二人の声で再生しながら読んだ。お馴染みの名言がいっぱい書きとめられている。今でもぐっとくるのは「(前略)君の中にお家再興っていうのがあるならば君の城を建てろよ、と(後略)」(pp256-257)。新鮮味を感じたのは奥様との出会いのエピソード(pp100-105)。
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