商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2026/03/11 |
| JAN | 9784198951177 |
- 書籍
- 文庫
震える山嶺
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震える山嶺
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
樋口明雄『南アルプス山岳救助隊K-9 震える山嶺』徳間文庫。 今回も文庫書下ろし。安心安定の面白さ。 ブクログへの登録から読了するまで時間が掛かったのは、春彼岸で実家と自宅を往復していたためで、読み始めれば直ぐに読み終わったと思う。それ程の面白さである。 本作は『約束の地』...
樋口明雄『南アルプス山岳救助隊K-9 震える山嶺』徳間文庫。 今回も文庫書下ろし。安心安定の面白さ。 ブクログへの登録から読了するまで時間が掛かったのは、春彼岸で実家と自宅を往復していたためで、読み始めれば直ぐに読み終わったと思う。それ程の面白さである。 本作は『約束の地』に登場する凶暴なクマに匹敵する、人間に対する復讐心に燃える片目と呼ばれるツキノワグマが北岳周辺に出没するという非常にキャッチーなストーリーになっている。 全国で起きているクマ騒動。北岳でもツキノワグマによる被害が出ており、WLP野生鳥獣保全管理センター八ヶ岳支所の七倉航支所長と管理官の関千晶が調査にやって来た。 一方、北岳では幕営地で高級ブランドのテントやアウトドア用品の盗難事件が頻発して、山岳救助隊の星野夏実たちは対応に追われていた。そこに野呂川でクマに襲撃されたとみられる釣り人の遺体発見の報告が入る。 甲府市内で居酒屋を経営する地元狩猟会の滝沢謙一は釣り人を襲撃したクマは数年前に仲間が手負いにした片目と呼ばれる巨大なツキノワグマであることに気付き、地元狩猟会のメンバーと共に追跡を始めるが、メンバーと猟犬が次々と嬲り殺しされ、滝沢自身も片目に襲われ、重傷を負う。 近年、北海道のヒグマ、本州のツキノワグマの出没や人的被害が急増している。岩手県の盛岡市などでは市内の大通りにある銀行の駐車場にもツキノワグマが出没するなど大きな問題になっている。 自分も岩手県に暮らしている時、西和賀の錦秋湖のそばの道路脇でツキノワグマの子グマが2頭がじゃれ合っているのを目撃した。野生のクマを目撃したのはこの時が初めてであった。 それから10年以上は野生のクマを目撃したことが無かったのだが、福島県に移住し、ドライブで裏磐梯に行く度に野生のクマを目撃している。初めは道端で草を食む子グマを見たのだが、2度目は目の前を2メートルはあろうかというヒグマ並みのでっぷり太ったツキノワグマがゆったりと歩いているのを目にして驚いた。3度目は1メートル程のツキノワグマが民家の近くを歩いている姿だった。 今住んでいる所は自然豊かなポツンと一軒家なのだが、隣りの集落でクマの目撃情報があったり、最寄り駅近くでクマが出没したとかのニュースがテレビで報道されたりと、クマが身近に迫っているようにも思う。 本体価格830円 ★★★★★
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天空の犬シリーズ 救助犬と山岳救助隊が詰める八ヶ岳に、人を襲う熊が出た。 小説はもちろん作者の創作物ではある。 設定やストーリーは創作物であるけれど、その上で出てくる舞台や人物たちの動きに嘘がないと、その作品がリアルに感じられる。 今回取り上げられたエピソード熊による被害につい...
天空の犬シリーズ 救助犬と山岳救助隊が詰める八ヶ岳に、人を襲う熊が出た。 小説はもちろん作者の創作物ではある。 設定やストーリーは創作物であるけれど、その上で出てくる舞台や人物たちの動きに嘘がないと、その作品がリアルに感じられる。 今回取り上げられたエピソード熊による被害について、猟友会のような組織に実在しそうなメンバーがいて、人を襲う賢い動物が考え(実際に野生動物の中には賢いものがいます)、八ヶ岳を舞台に暴れる。 その描写がリアルに感じられ、山に入るのが少し怖くなる。 読後感は悪くないようにできていたので、今回もどっぷり楽しませていただきました。
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2025年の今年の漢字にも選ばれた「熊」 南アルプスの麓にも、人間を襲うクマが現れ、人間とクマの格闘を描いた作品になっている。 今作は夏実たちの活躍より、狩猟会(猟友会)と野生鳥獣保全管理センターの人々の葛藤を描いている。 以前母グマと兄弟グマを目の前で殺された、通称「片目」と呼...
2025年の今年の漢字にも選ばれた「熊」 南アルプスの麓にも、人間を襲うクマが現れ、人間とクマの格闘を描いた作品になっている。 今作は夏実たちの活躍より、狩猟会(猟友会)と野生鳥獣保全管理センターの人々の葛藤を描いている。 以前母グマと兄弟グマを目の前で殺された、通称「片目」と呼ばれるツキノワグマ。 東北地方では、人的被害も出たが、多くは餌を求めて、街に迷い込んだと思われるクマたち。しかし、片目は最初から復讐の為に、次々と人間を襲っていく。 このシリーズではあまりないグロテクスなシーンも多い。 一方、夏実たちが駐在する白根御池小屋周辺では、デポしておいた高級なテントなどが盗まれる窃盗事件が頻発していた。 クマと窃盗、どう繋がるのかと思ってたら、ほとんど繋がらなかった… クマに対するのは、本来警察の仕事ではないけど、救助犬を利用すると言う形でストーリーを成立させている。 物語の組み立てはいろいろ疑問が残るものの、クマの被害やクマの生態系への懸念など、考えさせられる部分は沢山あった。 春も本格的に近づき、今年もまたクマたちとの闘いは続くのだろうか? 出来れば、人間はもちろんだけど、クマも本来の暮らしが出来るようになって欲しい。
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