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明日、あたらしい歌をうたう
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明日、あたらしい歌をうたう

角田光代(著者)

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明日、あたらしい歌をうたう

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水鈴社
発売年月日 2026/02/26
JAN 9784910576060

明日、あたらしい歌をうたう

¥1,870

商品レビュー

4.3

115件のお客様レビュー

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2026/06/17

めったに手にしない角田作品。 カラフルで明るい表紙に惹かれ読み始めたが内容はどうも深い話らしい。 あらた少年と母くすかの目線で話は進む。 どの編もすぐ話に引き込まれて、次の編に移った時あれ?と立ち止まってしまう。 あれ?どういう繋がりだったかな?というように、一編一編の内容が濃い...

めったに手にしない角田作品。 カラフルで明るい表紙に惹かれ読み始めたが内容はどうも深い話らしい。 あらた少年と母くすかの目線で話は進む。 どの編もすぐ話に引き込まれて、次の編に移った時あれ?と立ち止まってしまう。 あれ?どういう繋がりだったかな?というように、一編一編の内容が濃い。 母くすかは、熱狂的なロックバンドのファンで、そこだけは実在のRCサクセションで作中全編にその歌詞がちりばめられている。 そしてそのバンドが本作のネック。 時代を超えて、母の中に息子の中に息づくRCサクセション。 そのバンドのヴォーカル忌野清志郎をくすかは「バンドマン」と呼ぶ、ミュージシャンでもなく、ロックスターでもなく。 幼いころからの恵まれない境遇のなか、大人になってからの苦難の日々にいつもそのバンドマンに励ましてもらいながら前を向き続けた。 正しいと思う道を歩き続けた。

Posted by ブクログ

2026/06/17

「やりたいことをやりなさい」と言い、なんでもやらせてくれる母親に対して、なにをやっても特に優れたことはなく、夢中にもなれないあらた少年は反発を覚える。「かっこいいか悪いか、私にはそれしかない」という母親が、あらた少年に話していないこと。その尊さ。それを自分の力で知ることで見つける...

「やりたいことをやりなさい」と言い、なんでもやらせてくれる母親に対して、なにをやっても特に優れたことはなく、夢中にもなれないあらた少年は反発を覚える。「かっこいいか悪いか、私にはそれしかない」という母親が、あらた少年に話していないこと。その尊さ。それを自分の力で知ることで見つける、あらた少年の答え。 特にやりたいこともなく、秀でたところもなにもなく、自分の存在意義を見出せない人が、その苦しさに負けてしまわないで欲しい、そんな祈りのこもった作品だと感じた。今を生きる意味、この先を生きるよすが、そんなものを見せてくれる力が、音楽にはある。そしてまた、同じ音楽を好きということで、人とつながることができる。信じることができる。そんなことも、教えてくれる。大人になって、なんにもならなくっても、むかし、はち切れそうな胸を抱えて、コンサートを見るために遠い町へ出掛けたとき感じた生きるという実感は、失われない。今の、タイパコスパ重視で、とにかく情報摂取量の多い若者たちに、本当に大事なことはそれなんだよと、教えてあげたいと思ってしまうのは、わたしも年をとったからなんだろうな。

Posted by ブクログ

2026/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

音楽に救われた母と子の物語。 子の青春小説であり母の恋愛小説でした。 音楽っていいよね。素晴らしい友達がいるのもいいよね。 でも母親が当初、父親を偽って子供に教えるのはどうかと思いました。写真を見た子供に「パパとママが大好きなミュージシャンだよ」って正直に言えば良かったのに…(^_^;)

Posted by ブクログ

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