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明日、あたらしい歌をうたう
1,870円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 水鈴社 |
| 発売年月日 | 2026/02/26 |
| JAN | 9784910576060 |
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明日、あたらしい歌をうたう
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明日、あたらしい歌をうたう
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商品レビュー
4.4
53件のお客様レビュー
今年の2月に発売されたばかりの、角田光代さんの新刊。『紙の月』『対岸の彼女』など、やや暗めの作品が多いイメージだったけど、これは"人生を変えた一曲"をめぐる、青春と親子の絆を描いた温かくて優しい物語だった。 その人の音楽がいつだって、励まし、見守り、抱きしめ、...
今年の2月に発売されたばかりの、角田光代さんの新刊。『紙の月』『対岸の彼女』など、やや暗めの作品が多いイメージだったけど、これは"人生を変えた一曲"をめぐる、青春と親子の絆を描いた温かくて優しい物語だった。 その人の音楽がいつだって、励まし、見守り、抱きしめ、背中を押してくれるーー。 誰にも見守られず優しくされず、いつしか自分の存在を透明にして生きてきた母が、とある実在するミュージシャンの音楽との出会いによって、世界はこんなにも綺麗で色鮮やかだと知り、自分はなんて幸せだろうと感じる姿に胸がいっぱいになった。 ページを開く前はあまり内容が想像できなかったけど、「明日、あたらしい歌をうたう」のタイトルにぴったりの、明るく希望に満ちたラストだった!!
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娘が中学校に入学したタイミングで、小学校からの友達とバンドを始めると宣言。 そのタイミングで、この本に出会えるとは… やっぱり偶然ではなく必然なのかも。 あらた少年と母であるくすかの二人の章が交互に展開される。 角田光代さんは、若い人達の葛藤や劣等感のモヤモヤとしたものを描くの...
娘が中学校に入学したタイミングで、小学校からの友達とバンドを始めると宣言。 そのタイミングで、この本に出会えるとは… やっぱり偶然ではなく必然なのかも。 あらた少年と母であるくすかの二人の章が交互に展開される。 角田光代さんは、若い人達の葛藤や劣等感のモヤモヤとしたものを描くのが本当に上手い。 あらたとくすかが、家族や友人の中での自身の存在について悩み苦しむ様子は読んでいても切なくなる。 自分に関心のない両親をもち、自分は誰にも見えない存在なのだと思うくすか。 父の存在について口を閉ざし続ける母を持ち、自分はなんの才能もなく、存在意義に疑問をもつあらた。 その二人に唯一の安らぎを与えてくれたのは音楽だった。 あるバンドマンを軸に話は展開されていく。 私自身は、音楽に疎くバンドマンの存在は知っている程度。 それでも、音楽がどれだけ人の心の支えになるのかがジワジワと感じられる。 大切な人を死を受け入れられないまま生きることは、どれだけの苦しみなのか… 一番大切な我が子にさえ、すべてを打ち明けられず、どれだけ長い間葛藤の中で生きていたのだろう。 最後のあらたの章で、母であるくすかがあらたに思いを吐露する場面は涙が止まらなかった。 人は助け合って生きていく生き物なのだ。 その手を払い除けたくなる時もあるし、払われることあるけれど、 それでも、すっと手を差し出すことができる、そんな人でいたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カフェで読了したおかげで、泣くのを我慢するはめになった。クライマックスにかけて感情に畳み掛けてくるような感動の波。 歌が人の人生を支える。 情報は正確に伝えなければならない。傷ついたり不利益を被るひとが必ずいるから。 真実を知ることで傷つくこともある。でも、偽りだと知りながら、真実を知ることができない状況はもっと苦しい。 喜びはすぐに分かち合おうとおもう。 今の幸せを噛み締めようと思う。
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