商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2026/01/13 |
| JAN | 9784022953476 |
- 書籍
- 新書
物理は存在しない
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物理は存在しない
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
頑張って少しずつ読んだが、段々と難しくなる。提示される例えや図はありがたかったが、数式が出てくるとたちまち???となる。 そういえば高3で理系のクラスにいたが、物理はさっぱり理解できなかった。化学や地学などは好きだったのに物理は大きな壁だった。理由は数式。 授業はどこかの入試過去...
頑張って少しずつ読んだが、段々と難しくなる。提示される例えや図はありがたかったが、数式が出てくるとたちまち???となる。 そういえば高3で理系のクラスにいたが、物理はさっぱり理解できなかった。化学や地学などは好きだったのに物理は大きな壁だった。理由は数式。 授業はどこかの入試過去問プリントが配られ教師はいなくなることが多かった。酷いよね。それでも県下一の公立進学校だからポケットから出した計算尺を使ってさっさと取り組むようなクラスメートが何人もいた。彼らは東大、京大、阪大などに進学したが、授業がなくてもできたのだから塾や家庭教師などで学んでいたのだろう。私は落ちこぼれだった。 本に戻るが、視覚的に表現できる物理は好きな方だったと思う。それを作者は古典的力学といい、結局は間違っていると言う。人間の認知力が都合よく作り上げた解釈で、正しい相対性理論や量子力学でなければわからないのだと説明する。 古典的力学から量子力学へと物理が進化してきたことはわかるのだが、彼の説明がわからない。小難しいことは省略し、読者に寄り添ってくれていると感じるのに。 使われる例示も難解になり、数式がいくつも提示されると??? 先を読むまいかとさえ思ったが、ここで「テミスの不確かな法廷」で松山ケンイチが演じる裁判官が度々口にする言葉「わからないことをわからないと、わからないことがわかりません」を思い出し、最後まで読んだ。朝日新書だから読まないのももったいない。 私は本を選ぶとき、内容、作者だけでなくどこの出版社かを必ず見る。出版社についてはどんな本を出してきたか、ネトウヨ本の供給元でないかと気にするし、時には資本関係の系列まで調べる。もちろん普通の出版社は玉石混交の本を出して稼いでいる。 私はこの先どこまで好きな本を読めるか、若くないから何もかも読んでいる暇はないと考えると、自分の生き方にそぐわない本は避けたいのだ。 もちろん読んでみてもうこれで勘弁となる本もある。作者には悪いがほんとにもう勘弁なのだ。 田口さんの「物理は存在しない」はそんな本ではない。
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1年に数冊は数学とか物理の本が読みたくなるのだなあ。きっとわからないだろうなあと思いつつ。で、読み通してみて、なんとなく30%くらいだろうか、読みとれたのは。著者がおっしゃる通りで、量子力学とか数式の変形をしていたという印象しかないのだ。高校生のとき、朝永振一郎の「光子の裁判」と...
1年に数冊は数学とか物理の本が読みたくなるのだなあ。きっとわからないだろうなあと思いつつ。で、読み通してみて、なんとなく30%くらいだろうか、読みとれたのは。著者がおっしゃる通りで、量子力学とか数式の変形をしていたという印象しかないのだ。高校生のとき、朝永振一郎の「光子の裁判」とかを読んで、わくわくしながら物理学科に入学したのに。だから、そもそも量子力学とはどういう学問かとか、他の分野とのつながりとか、ちょっとメタレベルの話を聞かせてもらえるのはうれしいことではある。さて僕は、高校2年生のときアメリカのパブリックスクールに1年間通った。そこでPhysics1を教わった。ある程度日本の高校でも教わっていた内容だが、英語が分からないからちょうどレベル的にも良かった。先生はMr.Suffer(スペルは怪しい)。その先生の口癖が、First of all.これが僕にはいつもフェスティバルにしか聞こえなくて、何でいつもお祭りなのかと思っていた。そして、もう一つの口癖?はF=ma「エフ イコール マ」この「マ」をいつもやたらと強調していた。それが頭にあるものだから、F=maは嘘だとか、そもそもFもaも存在しないとか言われても、えー、何それー、ということになってしまう。だいたい量子力学も力学ではないか、と思ったりもする。いやでも確かに著者の言わんとしていることは何となくだが分かる。我々が現実の世界で認識できるものを使って理屈を組み立てていくと、F=maが登場することになる。しかし実際にはこの世界を支配しているのは量子力学であって、そこではFやaではなくエネルギーとか運動量を観測している。そして、解析力学から入って行けば、こういう矛盾が回避される。(これで正しいのか?)とここで、この解析力学だが、ラグラジアンとかハミルトニアンとか、なんとなくの記憶はあるが何をしていたのか全く記憶にない。だいたい古典力学だって、微分方程式を解いたりするのは理想的な典型的な運動だけだし、この身の回りで起きている運動を説明することなんてできるのか?とも思うのだが、それでもいくらかはイメージできる話だった。解析力学ともなると全くの皆無である。さらに電磁気学もビオ・サバールとか突如として名前を思い出したが、マクスウェルの方程式とどういうつながりだったけとか、全く分かっていない。というか、40年前には理解していたのか。いや、理解していたのならそのまま大学院に残ったはず。無理だったのだ。それでも、卒業単位は取れたのだ。まだ相対性理論のはじめの方なら光速近くで運動すると時間の進みが遅れるとか、一般書レベルで話ができるが、それ以外は無理だ。量子力学もシュレディンガーの方式とハイゼンベルグの方式があって、それは数学的には結局同じで(本当か?)というような何となくのことばを覚えているだけで、結局何も説明できない。というか、その辺ちゃんと教えてもらった記憶が全くない。それは自分で学び取れ、ということなら、まあそれはそれで仕方ないのだが。学生時代の思い出で言うと、熱力学だけは覚醒したように何かが見えた気がしていて、本書でもエントロピーが出てくるあたり、ボルツマン定数を含む式の変形などは何となくついて行った気がする。しかしここで一つの疑問が。N!=N^Nという式。いや、Nが大きくなったとき近似的に成り立つということかと思うが、N!/N^Nという比を取ると、Nが大きくなるにつれて次第に小さな値にならないか??? N!もN^NもどちらもN個の積だが、階乗の方はだんだん数字は小さくなっていくのだから・・・何か勘違いしているか?とまあこんなレベルなので1年のときの解析学の前期テストは0点でした。ということで、物理学の歴史に逃げた一物理学徒でした。
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古典力学の矛盾を量子力学との比較で説明した本。 「力」や「(加)速度」は存在せず、量子力学的理解においては「エネルギー」と「運動量」が正しい。力や加速度は、現実世界を人間の脳で観測した時の、力がかかる、早い・遅い、というような動物的理解から定義されてしまっている。もし人間が量...
古典力学の矛盾を量子力学との比較で説明した本。 「力」や「(加)速度」は存在せず、量子力学的理解においては「エネルギー」と「運動量」が正しい。力や加速度は、現実世界を人間の脳で観測した時の、力がかかる、早い・遅い、というような動物的理解から定義されてしまっている。もし人間が量子力学的に現実世界を観測する器官を有していた場合、古典力学は生まれなかった。 では、古典力学と量子力学の違いはなんなのか?量子力学では「質点」は存在せず、量子力学の単位である電子や光子は「(確率密度の)波」である。そのため、局在性が崩壊している。古典力学がマクロスケールで利用可能であるのは、「たまたま」マクロスケールでは局在性を近似して計算可能であったから、にすぎない。古典力学では、量子力学で示される確率分布の「ピーク」や「平均」を観測しているにすぎないという説明は興味深かった(エーレンフェフトの定理)。そしてF = maひとつをとっても条件が揃っていない(右辺と左辺で近似や仮定がズレている成立しない)ケースがあるという。 量子力学で「質点」に類する実在は、「波束」である。波束は波の重ね合わせであるため、複数の運動量を持ってしまう。したがって、「質点」すなわち「位置」を決めようとすると運動量が決まらない。逆に、運動量が単一(1つの波)の場合、位置は決まらない。このタイプのハイゼンベルグ不確定性原理の説明は初めて見たが、わかりやすい。
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