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歴史小説のウソ ちくまプリマー新書510
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歴史小説のウソ ちくまプリマー新書510

佐藤賢一(著者)

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歴史小説のウソ ちくまプリマー新書510

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2025/12/10
JAN 9784480685414

歴史小説のウソ

¥990

商品レビュー

3.7

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みんなの感想まとめ
  • 歴史小説の真実探求
  • 自分の史観形成
  • 過去と人間の関係
  • 歴史学と創作の交差点
  • 物語の裏にある本質
  • 戦争の本能と人間性
  • 歴史観の多様性と理解
  • 読者の視点を広げる
  • 知識と洞察の深まり
  • 創作物の真実を見抜く

歴史小説と歴史学の関係を深く掘り下げる本書は、単なる事実の羅列ではなく、過去から引き出される人間の真実を探求しています。著者は、歴史小説家としての経験を通じて、歴史学者との違いや、さまざまな史観について考察を展開。特に、司馬史観や皇国史観などの多様な視点を提示しながら、読者に自らの史観を持つ重要性を訴えかけます。物語の背後にある人間の本質や戦争の本能についての考察は、重みのあるメッセージとして心に響きます。歴史に対する理解を深め、自らの視点を形成する手助けとなる内容が詰まっています。興味を持たなかったテーマから、深い洞察を得ることができる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/06/17

「歴史学」と「歴史小説」と「歴史」の違いを語る本。3つ目の「歴史」に疑問符がついたまま読み進めていたが、“歴史学者”と“歴史小説家”と“歴史家”の違いといったほうが解りやすいか。  “歴史学者”と“歴史小説家”の対比は以下のようなものだった。  “歴史学者”は、現代に残された史...

「歴史学」と「歴史小説」と「歴史」の違いを語る本。3つ目の「歴史」に疑問符がついたまま読み進めていたが、“歴史学者”と“歴史小説家”と“歴史家”の違いといったほうが解りやすいか。  “歴史学者”と“歴史小説家”の対比は以下のようなものだった。  “歴史学者”は、現代に残された史料から、その時代に起きた出来事(史実)を明らかにする。屍者に対する解剖学者に喩える。サイエンスの領分。  “歴史小説家”も、現代に残された史料を調査するが、その時代に生きた有名/無名の人々の姿・心を引き出す。屍者に対する霊媒師に喩える。アートの領分。  そして、この二者の扱う範疇に入らない「歴史観」の担い手として著者が想定するのが“歴史家”。「歴史観」とは「歴史を評価する」もの。「評価」というのは主観的なものであって、客観的なサイエンスの領分にいる歴史学者には扱えない。また、歴史小説家は「ウソ」を扱うアートの領分にいて、「史観を打ち出す」立場として適切でない(「司馬史観」として知られる司馬遼太郎も、その小説中で歴史観を述べる箇所は「余談ながら」と断ってから始めるのだったし、向けられる批判も少なくなかった)。そこで、“歴史家”――かつてはそういう肩書の人がいたが、現代においては「自分なりの史観」を持つべきは読者各個人――なのだと説く。  ざっとこんな話。で、まだまだ歴史観を持つほどには歴史(学/小説)に触れていない私にとっては、歴史小説というものの位置づけが腑に落ちたのが良かった点。歴史小説はSF(サイエンス・フィクション)の一種(p.149)というのは、一読者にとってのヒントになると思う。(ただ、いわゆるSF(理系のほう)はどこがフィクションか解りやすいのに比べて、歴史小説は、どこまで史実でどこから「ウソ」なのか、歴史シロートには判断がつかないという取っ付きにくさは残るかな…。)

Posted by ブクログ

2026/06/12

歴史学と歴史小説の違いを歴史学を学んだ歴史小説家が書く、説得力がちがう。大河ドラマ見てる人には歴史フィクションのウソのつきかたがわかるのでとてもおすすめ。

Posted by ブクログ

2026/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルから想像していたのと少し違うが、著者が小説を書くまでの経過はおもしろい、歴史好き・興味がある人には「どう読むか」の視点を得られるかもしれない、具体的な事例を期待したが一般論、司馬史観(戦国は良く、江戸は悪く、幕末維新は良い)というような物語構造)が生まれる迄の経過・環境の話が面白い また「はじめにイデオロギーありき」で歴史を都合よく拡大・縮小・改竄・捏造する態度に対する著者の警鐘は興味深い、歴史学者に当てはめると自説を誘導する見苦しさを想像する、また政治活動かが自己正当化の目的で現代の歴史叙述全般——政治的な「物語化」や選択的な強調——にもつながる問題?昨今の政治家や論客の議論で、事実より「メッセージ性」や「感情の共有」を優先する姿勢を見ると、まさに本書が批判する「ウソ」の構造と言えるのではないだろうか・・・違うかw

Posted by ブクログ

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