商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/12/08 |
| JAN | 9784163920535 |
- 書籍
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正しすぎた人
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正しすぎた人
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商品レビュー
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p89 広岡さんから言われたのは、できたと思ったら忘れなさいという言葉です 人間はできたと思った瞬間からだめになる。油断したら後は落ちるだけ。 p111 ヒルトン ところがあまりにも下手なので、ショートを守ったことがあるのかと聞くと、初めてだという。驚いて、なぜ初めからそれを言わないのかというと、ショートをやったことはないが、監督にやれといわれたのはチャンスだから一生懸命やった。というのがヒルトンの答えだった ヒルトンは、大事なのは経験があるかどうかより、チャンスを与えられたら一生懸命やることだ。その結果を評価するのは監督だと思っていた。その通りだ。 p145 稽古とは一から 習い 十を知り 十から かえる 元の その一 千利休 p189 広岡が選手を評価する際には2つのパターンがある 一つは困難み見舞われたとしても、決して腐らずに黙々と自分の職務をまっとうしようとする選手、そしてもう一つはプロとしての負けん気をもって、相手に立ち向かう選手 p211 正しい努力をしていないもの、勝利の妨げになるものは容赦なく切り捨て 正しいものは正しい、間違っているものは間違っているという姿勢は決してブレなかった p256 いややるべきことはすべてやったとは思っていなかったはず。むしろあれもやらねば、これもやらねばという思いのほうが強かったことだろう。なぜなら、やるべきことに終わりはないからだ。けれど、自分のできることはすべてやったという思いはあったかもしれない。だから、落ち着いた気持ちで日本一をきめる最終戦に臨むことができたのではないか p287 広岡が師事した中村天風、藤平光一、新田恭一 p289 人生は死ぬまで勉強だよ。これからもずっと勉強しなさい p295 それは当たり前のことでしょう。眼の前の戦いが続いているのに、いちいち選手を褒めてどうするんです。プロの世界において、監督に褒めらるためにプレーする選手がいますか。褒められるためでなく、あくまで勝つためでしょう。わざわざ褒める必要などない。
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大好きな小説「監督」の世界を別角度から見られたようで楽しかった。 正しいことを、正しい方法で行えば、必ず結果が出る。広岡と野村の比較も面白かった。
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【日本一に輝いた1978年スワローズの真実】弱小球団スワローズを日本一へと導いた広岡達朗。徹底的に「正しさ」を貫いた名将の栄光と落日をめぐる証言ノンフィクション!
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