商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/12/02 |
| JAN | 9784309229812 |
- 書籍
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保守革命
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保守革命
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自民党の古川議員(衆議院議員、自民党、宮崎3区)の自叙伝。前半の生い立ちや政治家になるまでの道のりは険しくある種エモく、宮崎や鹿児島での濃厚な人間関係・地縁関係は、読んでいて目頭が熱くなり、かつ現代の砂漠に生きる私としては羨ましくもある。こうした生い立ちが保守であり、今の右傾化す...
自民党の古川議員(衆議院議員、自民党、宮崎3区)の自叙伝。前半の生い立ちや政治家になるまでの道のりは険しくある種エモく、宮崎や鹿児島での濃厚な人間関係・地縁関係は、読んでいて目頭が熱くなり、かつ現代の砂漠に生きる私としては羨ましくもある。こうした生い立ちが保守であり、今の右傾化する自民党、或いは政治全体の中では宏池会よりもリベラルな古川議員の原点になっている。 中盤からは議員の政策論が展開される。議員が尊敬する地元の名士である西郷隆盛、そして石橋湛山と同様に理想主義であり一本気である。外交安全保障も社会保障も地域政策も本当に実現できるのかと思うところもあるが、よって立つ理想も目標も、そして何よりも自信と明るい未来感を失った現代日本には必要な理想主義ではないか。全てに賛同できるわけではないが、こういう夢を語れて政策に強い代議士に国の舵取りを是非とも担って欲しい。 後段は読書論や議員の趣味である詩歌のコーナー。詩歌はストレートで心地よい。ここにも古川禎久という人物がどういう風に形作られ、どう物事を表現するのかという点が大いに語られている。 一人の大政治家を知る上で良い読書であった。
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