商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2025/11/26 |
| JAN | 9784492048221 |
- 書籍
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子供部屋同盟
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子供部屋同盟
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高橋弘希著『子供部屋同盟 : Revenge Agency System』(東洋経済新報社) 2025.11発行 2025.12.2読了 高橋弘希といえば、新潮新人賞を受賞した「指の骨」や野間文芸新人賞を受賞した「日曜日の人々」、第159回芥川賞を受賞した「送り火」が有名だ。...
高橋弘希著『子供部屋同盟 : Revenge Agency System』(東洋経済新報社) 2025.11発行 2025.12.2読了 高橋弘希といえば、新潮新人賞を受賞した「指の骨」や野間文芸新人賞を受賞した「日曜日の人々」、第159回芥川賞を受賞した「送り火」が有名だ。最近では著者初の長編小説としてロックバンド小説「音楽が鳴りやんだら」を世に出すなど精力的に活動を続けている。 本作は、単行本としては『叩く』以来2年ぶりの新作である。 通信部のジョン・万次郎のセリフ「ハロー、ハウロウ」のハウロウの初出は、「叩く」の闇職掲示板”How Low Work”のようだ。 もともと高橋弘希の作品には笑えない冗談のようなよく分からない台詞回しが多用される傾向にあった。書店員コメントにもあるように、本作の一言で表すならば、高橋弘希ならではのダークな世界観を一般読者層向けにポップに昇華させた作品と言える。いわば高橋弘希の入門書のような位置付けだろうか。 本作は、高橋弘希の「らしさ」を保ちつつも、より多くの読者に開かれた作品であり、彼の新たなフェーズの幕開けを告げる一冊である。これまで彼の作品に触れたことのない読者にとっても、入り口として最適な一冊であり、既存のファンにとっては、彼の進化を実感できる貴重な読書体験になると思う。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I034411634
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