商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/11/20 |
| JAN | 9784122077195 |
- 書籍
- 文庫
黄色い家(下)
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黄色い家(下)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物たちが、その時代を生きた一人の人間として、これでもかと深く深く描かれている。奇妙で掴みどころがなくて心惹かれて、それでいて何か危うさもある黄美子さん。 少女たちは自分の意思をもった一人の人間であると同時に、未熟な存在でもある。一人の大人として自分もそう思う。だが、花が去った後の黄美子さんのことを思うと、あまりにも切ない気持ちになった。
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川上さんの作品の中で一番好き 親ガチャに外れたのに理由なんてない 生きてくためには犯罪も仕方ないことなのかもしれない その中の小さな幸せが愛おしい
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生まれる環境や授かる能力は選べない。社会から疎外された者たちが反社会的行為に依って繋がり、疑似家族的な関係性を築くのはヤクザを筆頭に多くある話だが、本作では、貧困により無教養だった主人公が成長し、心の拠り所としていた「大人の女性」が、実は仲間内で最も「社会的弱者」だったことに気付...
生まれる環境や授かる能力は選べない。社会から疎外された者たちが反社会的行為に依って繋がり、疑似家族的な関係性を築くのはヤクザを筆頭に多くある話だが、本作では、貧困により無教養だった主人公が成長し、心の拠り所としていた「大人の女性」が、実は仲間内で最も「社会的弱者」だったことに気付いていく過程が繊細に描かれ、途轍もなく切ない。
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