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チンギス紀(十四) 萬里 集英社文庫
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チンギス紀(十四) 萬里 集英社文庫

北方謙三(著者)

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チンギス紀(十四) 萬里 集英社文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2025/11/20
JAN 9784087448313

チンギス紀(十四)

¥935

商品レビュー

4.5

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2026/01/06

 トクチャルは死んだ。一度、口に出して呟いた。  戦場で、死んだのだ。自分の長子ではあるが、ひとりの兵として死んだ。数えきれないほどの、兵の死のひとつである。  二刻ほど、ジョチはひとりでいた。  それから大きな部屋へ行き、将校を集めろと従者に命じた。(320p) 1巻まるまる...

 トクチャルは死んだ。一度、口に出して呟いた。  戦場で、死んだのだ。自分の長子ではあるが、ひとりの兵として死んだ。数えきれないほどの、兵の死のひとつである。  二刻ほど、ジョチはひとりでいた。  それから大きな部屋へ行き、将校を集めろと従者に命じた。(320p) 1巻まるまるホラズム国との戦いである。一進一退。驚くほど何も進まなかった。その間、後衛のチンギス弟カサルが病死し、チンギス息子ジョチの息子トクチャルが戦死し、無敵だった遊撃隊隊長ムカリが、ジャムカ息子マルガーシと一騎討ちして亡くなった。亡くなった漢たちは、それぞれに戦う意味、生きる意味、死ぬ意味を探していた。見つかったのかどうかはわからない。 ひとつ、話題は違うが、ここに出てくる漢たちの女性の扱いは酷いということを記しておく。チンギスは、戦場にて副官の提供する女を精神安定剤のように抱いているだけではなく、ホラズム国の精鋭を指揮している女隊長の存在を認めると「殺さずに捕えろ」「俺の前で両脚を拡げられるかどうか、見てみたいのだ」などと言う。チンギスだけでなく、ホラズムの軍師イナルチェクも常に軍営に女を呼んで精神安定剤として扱っている。当時の習俗を描いただけかもしれないが、どうも気にいらない。 カサル チンギス弟、次子也 昔兄と共に兄弟殺す 兄遁走し弟は郷に残 兄帰郷し弟は将軍へ 次子四子テムゲ呼び ボロクル死責め撲つ 泣き泣き弟責め撲つ 病を得て余命幾拍無 魂兄の許へ行き微笑 兄弟故郷遥萬里微笑

Posted by ブクログ

2025/11/28

話も終盤となり、これまで活躍してきた人たちが去っていく寂しいシーンも多くなりました。それでもチンギスは進む。 ほぼモンゴル対ホラズム国の膠着が続き、トーリオの話が少し間に挟まれる14巻も楽しめました。あと残すは3巻のみ!

Posted by ブクログ