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自然のものはただ育つ
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自然のものはただ育つ

イーユン・リー(著者), 篠森ゆりこ(訳者)

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自然のものはただ育つ

2,640円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/11/18
JAN 9784309209388

自然のものはただ育つ

¥2,640

商品レビュー

4

11件のお客様レビュー

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2026/08/14

なぜ?とどうしても考えてしまう本だった。 作中にはその問いに対する答えとなりえるものがいくつか散りばめられているが、結局一概には言えないのだろう。 実の母にも虐待で苦しめられ、自身も自死を本気で考え込むほど鬱で患い、自身の子は全員自死で亡くす。 著者の人生が読めば読むほどずっと...

なぜ?とどうしても考えてしまう本だった。 作中にはその問いに対する答えとなりえるものがいくつか散りばめられているが、結局一概には言えないのだろう。 実の母にも虐待で苦しめられ、自身も自死を本気で考え込むほど鬱で患い、自身の子は全員自死で亡くす。 著者の人生が読めば読むほどずっとどん底で、光が見えない。 これ以上にないどん底に突き落とされても、生を選び生きる喜びを能動的に手に入れながら生きていく様があまりにも強い「生」を感じた。

Posted by ブクログ

2026/07/25

この作品に出会えたことに心からの感謝を 表紙のカバーアートはハーマン・サフトレーベン(Herman Saftleven)によるもの タイトルとともに作品に寄り添っています

Posted by ブクログ

2026/07/22

「理由のない場所」で十分に衝撃を受けたので、次男のジェームズの自死のニュースには言葉もなかった。 そしてこのエッセイが世に出たと聞いてもすぐには読む気にはなれず。しんどすぎる、そう思った。 ピューリッツァ賞受賞と聞き、ようやく読んでみようかと手に取る。 搾り出した、全ての言葉が...

「理由のない場所」で十分に衝撃を受けたので、次男のジェームズの自死のニュースには言葉もなかった。 そしてこのエッセイが世に出たと聞いてもすぐには読む気にはなれず。しんどすぎる、そう思った。 ピューリッツァ賞受賞と聞き、ようやく読んでみようかと手に取る。 搾り出した、全ての言葉が真実。 真実の言葉のものすごさに圧倒される。 全ての言葉に嘘がない。嘘や安易な言葉はジェームズの死への冒涜となるから。 今年ベスト、いや10年間でもベストの本かもしれない。 ピューリッツァ賞受賞も、イーユン・リーにとっては何の感慨も(もちろん喜びも)ないだろう。苦悩にはまだその底にも果てしない穴があり、そこで生きていくしかないということが、これでもか、というありのままの言葉で綴られる。 「破滅的なことが起こると、言葉は軟弱に見えたり、陳腐に見えたりしがちだが、 子どもを2人失うと言う極限状態に生きねばならない人間にとっては、言語の力が足りないことなど些細な不運に過ぎない。」 「そのとき、『リア王』のエドガーの台詞がよみがえってきた。「もっと最悪になるかもしれない。“これが最悪だ”と言えるうちは最悪ではないのだ」 本当の悲しみの底からの言葉の迫力。 リーには側を離れることのないよき友人たちがいる。(悪い友人、去っていく友人、知恵を授けようとする人もたくさんいるようだが)ブリジットとエリザベス。この二人の存在が一介の読者である自分にとっても救いだ。 「私は自己憐憫に浸って、ついこんなことを口走った。ー「私は世界一だめな母親じゃない?」ーそれに対して、ブリジットはこう答えた。私たちはその質問の答えを知っているし、それが真の質問ではなく、質問の姿をした。小石に過ぎないことも知っている。小石には邪魔をさせないで、蹴飛ばしたほうがいい、と彼女は言った。」 ある精神科医の言葉が引用されている。 「助言させてもらうなら、その問いかけは二度としないことです。人生とは生きられるものなのか。考え抜かれた完璧な答えを見つける時間は、私たちにはあまりないのです」 「私は悲しむ母親ではない。ビンセントとジェームズを失った苦しみと2人を育てた思い出とともに、これから来る日も来る日も死ぬまで生きるか母親だ」 これほどまでの苦悩があろうか。

Posted by ブクログ

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