商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/11/10 |
| JAN | 9784065392553 |
- 書籍
- 児童書
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
2026.5.20市立図書館 10代が選ぶ海外文学大賞第2回(2026)ノミネート作品で、その紹介に興味を持ったので借りてみた。 主人公は中学生の少年ジョンインで、裕福な級友に引け目を感じながら祖母との余裕のない暮らしをおくっており、中学生ながら週に三回ハンバーガーショップでアル...
2026.5.20市立図書館 10代が選ぶ海外文学大賞第2回(2026)ノミネート作品で、その紹介に興味を持ったので借りてみた。 主人公は中学生の少年ジョンインで、裕福な級友に引け目を感じながら祖母との余裕のない暮らしをおくっており、中学生ながら週に三回ハンバーガーショップでアルバイトしたり古紙を拾い集め換金したりしている。雇い主がいい加減な人だったり、古紙の買取価格があがったりと、次第に追い込まれていくなかで、黒猫の姿をまとった堕天使(悪魔)ルシファーと知り合い、その力でちょっとふしぎなことが起こっていき、頑なだった心持ちが少しずつ変わっていく。 日本よりずっとキリスト教信者が多い国だからか、文中に聖書からの引用が多いのが印象的だった。(私自身はキリスト教園出身で聖書の内容もだいたいわかるのでおもしろく読めたけれど、韓国の子どももそうなのだろうか?) ルシファーから願いはないのかと問われても、お金以上に具体的な望みが思い浮かべられない主人公がやってみたいことが「自分で何かを選ぶこと」というのはひじょうに切実な話で、これに共感できる子どもが韓国はもちろん日本にも少なくはないと考えるとやるせない。フォントを変えながら少年の見聞きした情報が少年の脳裏にこだまする雰囲気をうまく伝えていると思った。自分ひとりだけで考えに考えて行き詰まっていくとおもいがけない行動に出てしまう、という機序がなんだか分かる気がした。そして、苦しい立場にいる人を、本人の自尊感情を大切にしながら支援するというのは簡単じゃないのだなあと実感できる話だった。 このあと主人公の少年、そして彼と少しずつ親しくなった優等生のジョアがどう変わっていくのか、いいことが訪れるのだといいなと願わずにはいられない。
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貧しい暮らしの中で必死に生きる少年と、願いを揺さぶる黒猫(悪魔)の物語。夢や希望を持つ余裕すらない現実が重くて、無理をしている心情に胸が締めつけられる。少しずつ変わっていく気持ちの描写がとてもリアルだった。
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韓国の貧困層の中学生の話。 選択肢がなく、ただ毎日を生きるしかなかった少年を惑わす悪魔と出会い、迷いや葛藤が軽やかに語られていく。 穢れのない少年に差し伸べられる手は間違いなくある。そこに希望がある。
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