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ジャガー・ワールド
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ジャガー・ワールド

恒川光太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/10/22
JAN 9784065408445

ジャガー・ワールド

¥2,695

商品レビュー

4.4

56件のお客様レビュー

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2026/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結論:古代マヤ文明を舞台にしながら、人間の本質を描いた重厚な物語でした。 『ジャガーワールド』を読んで、古代マヤ文明についてもっと知りたくなりました。 生贄や食人といった文化が存在し、科学的なアプローチが乏しい時代背景の中で、人々が何を信じ、どう判断していたのかが描かれています。 特に印象に残ったのは、人間の動きが現代とほとんど変わらないと感じた点です。 裸の王様のような人物に対し、他地方への侵略がほとんどうまくいっていないにもかかわらず、遠征は成功だったかのように報告する場面はとても象徴的でした。 時代や文明が違っても、人間の本質は大きく変わらないのだと思わされます。 物語の後半は、三国志のように国と国との争いへと展開していきます。 戦略や思惑が交錯し、物語に重厚感が増していきました。 歴史大河のような読み応えがあります。 また、登場人物それぞれの個性が際立っており、「この人物はどうなるのだろう」と気になって、気づけば一気に読み終えていました。 文明の壮大さと人間ドラマの両方を楽しめる一冊です。

Posted by ブクログ

2026/02/22

タイトルといい、装丁といい、分厚さといい、ストーリーといい、まさに鈍器。笑 まずこのカバーイラストの緻密な描写!好きすぎる。 マヤ文明をモチーフにしたストーリーで、現実社会から逃避したい方にはもってこいの、異世界に没入できる作品。 登場人物が多く、彼らそれぞれに信念、欲望、迷い...

タイトルといい、装丁といい、分厚さといい、ストーリーといい、まさに鈍器。笑 まずこのカバーイラストの緻密な描写!好きすぎる。 マヤ文明をモチーフにしたストーリーで、現実社会から逃避したい方にはもってこいの、異世界に没入できる作品。 登場人物が多く、彼らそれぞれに信念、欲望、迷いがあり、それぞれが淡々と物語られる。だから、私は感情移入はできなかったのだが、その手法ゆえに物語の壮大さを漂わせている気がする。 一番興味深かったのは、ある宗教が誕生する瞬間を見たこと。 最初の教えを説いた人の考えは、賛同者が増えるごとに解釈を変え、当人が意図せぬ方向に流れていく。それはもはや制御できない。人が集まると往々にしてそうなる。 あと、面白かったのは、宗教が全てそうというわけではなく、このストーリーに出てくる宗教には「推し活」を連想させるものがあったこと。 推している人の夢を叶えようとする時の無双感、またそれを喪失した際の絶望感。それが、ある人物を通して描かれている気がする。 ただ、それは、自分が生きていく希望を誰かに預けずにはいられない時代であったり、環境だったりする。 自分で選択することができないから、何かの象徴であったり、大きな動きに乗っかろうとする。 最近でいうところの、衆議院選挙を思い出してしまった。 私たちは、どこまでその人の考えを理解しているのだろうか。 この物語は地政学的な要素もあり、現代社会のあり方を色々と考えさせられるものだった。

Posted by ブクログ

2026/02/18

いま、国が数多く存在していることはもしかしたらすごいことなのかもと思った。 読み応え十分で、見た目よりは読みやすかった。シベリア良すぎ、強い男ってやっぱり最強!女戦士ルルカンもかっこよかった。人は何故、戦うのか、本当に自然にそうなるものなのか。 脳死で伝統にこだわりすぎるのは愚か...

いま、国が数多く存在していることはもしかしたらすごいことなのかもと思った。 読み応え十分で、見た目よりは読みやすかった。シベリア良すぎ、強い男ってやっぱり最強!女戦士ルルカンもかっこよかった。人は何故、戦うのか、本当に自然にそうなるものなのか。 脳死で伝統にこだわりすぎるのは愚かだと思った。破滅しかない。ウェラス族はどうなっていったんだろう。

Posted by ブクログ