商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2025/10/17 |
| JAN | 9784480018342 |
- 書籍
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エメ・セゼール
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エメ・セゼール
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”セゼールが文学作品で表現・表象し、政治家として代表し続けたのは、彼がそうしなければ、植民者(の子孫)からは不都合な事実として、奴隷(の子孫)からは忘れたい過去として沈黙のうちにやり過ごされてしまう、黒人を巡る不当な現実があったからである。そう考えれば、一見正反対にも見える詩人と...
”セゼールが文学作品で表現・表象し、政治家として代表し続けたのは、彼がそうしなければ、植民者(の子孫)からは不都合な事実として、奴隷(の子孫)からは忘れたい過去として沈黙のうちにやり過ごされてしまう、黒人を巡る不当な現実があったからである。そう考えれば、一見正反対にも見える詩人と政治家というセゼールの二つの活動は重なってくる。”(p.344) 本書は、フランスの植民地だったことに端を発する不合理に、当事者として時に詩人となり、時に政治家となって声を上げ続けたエメ・セゼールの一生を追った半生記である。但し、エメ・セゼールの主張や人生を深く理解するため、フランスの植民地の歴史、同国の植民地政策、黒人奴隷・差別の問題などが折々に差し込まれており、それら一つ一つを読み解くだけでも読み応えは抜群である。 昨年のちょうど同じ頃に読んだ『黒人小屋通り』の背景を知りたくて、手に取った本書。『黒人小屋通り』の作者、ジョゼフ・ゾベルが生まれたマルティニーク島は、人口が20万人に満たない小さな島。なぜそのような島に文学の土壌が育まれたのかという点が気になったのだ。奪うものと奪われるものの圧倒的な差に対して、運よくフランス語という語る言葉をもった人々が、その言葉をもって立ち上がったのだというのが、私なりの理解である。 尤も、フランス語を覚えられていいじゃない、という、安直な植民地肯定ではないことは念のため明記しておく。
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