商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/10/10 |
| JAN | 9784049165913 |
- 書籍
- 文庫
フロスト・クラック
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フロスト・クラック
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
ウェブで無料公開されているとのことで読んでみました! 時雨沢恵一先生はキノの旅を読んだことがあります。 全面会話文のみという意欲作。なるほどー!という感想でした。 銃によっては本当に1キロ先からでも撃てちゃうんでしょうか?怖すぎる。こっちからは見えないもんなあ……。
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ラノベ自体久々に読むのでちょっと不安もありつつ読み始めました。読んでて1番思った事は作者さん本当に銃が好きなんだなぁとw 会話のみで構成されているのに説明不足も感じず情景もきちんと浮かんでくるのはすごい。 ラストちゃんと鳥肌。
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全編が「電話の会話」だけで進む異色のサスペンス。 地の文がない世界で、声と想像だけが真実を形づくっていく。 読んでいると、まるで自分が“事件の盗聴者”になったような感覚になる。 この物語の面白さは、単なる推理やトリックにとどまらない。 暴力に惹かれる人間の心理、見えない相手と話...
全編が「電話の会話」だけで進む異色のサスペンス。 地の文がない世界で、声と想像だけが真実を形づくっていく。 読んでいると、まるで自分が“事件の盗聴者”になったような感覚になる。 この物語の面白さは、単なる推理やトリックにとどまらない。 暴力に惹かれる人間の心理、見えない相手と話すことの危うさ、 そして「想像することの罪と救い」という、時代を超えたテーマが潜んでいる。 現代のSNSやネット社会は、声や文字だけで人と関わる世界。 私たちは毎日、他人の物語を“推理”しているのかもしれない。 事実を語るつもりが、いつのまにか自分の物語を作っている―― そんな人間の矛盾を、たった一本の電話が静かに暴いていく。 異形の構成の奥に、人間そのものの普遍性が見える一冊。 読み終えた後、しばらくは誰かの「声」を聞くたびに、 この物語の余韻が蘇りそうだ。
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