商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
| 発売年月日 | 2025/09/26 |
| JAN | 9784845924004 |
- 書籍
- 書籍
リミナルスペース
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
リミナルスペース
¥3,740
在庫あり
商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
リミナルスペースは境界の空間。移動の通過空間。無人空間のネットミーム。バックルームは不気味な黄色い部屋が発端の都市伝説。場所自体が恐怖の主役。時間に取残された不安と孤独を味わう。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
画集か写真集かと思っていたら、がっつり考察している。とはいうものの、参考画像がたくさんあるので、それだけでも楽しめる。 YouTubeで偶然見かけた、”The Backrooms”がおもしろくって気になったワードがこの”リミナルスペース”。 いるべき人が不在の人工的な空間。それに対して心がざわつく。それは恐怖だったり、名づけられない不気味なもの。 参考としている映画がたくさんあるので、観てみたい。
Posted by 
借りたもの。 Liminal Space(識閾空間)……2019年頃から話題となったネットミームの美学――その成立経緯、そのイメージの源泉、その恐怖とは何なのか――を、主に映画、アニメ、ゲームなどのサブカルチャーから紐解いている。 それらを真面目に考えた、良書。 “誰もいない”...
借りたもの。 Liminal Space(識閾空間)……2019年頃から話題となったネットミームの美学――その成立経緯、そのイメージの源泉、その恐怖とは何なのか――を、主に映画、アニメ、ゲームなどのサブカルチャーから紐解いている。 それらを真面目に考えた、良書。 “誰もいない”恐怖。 怪物、殺人鬼、悪魔、ゾンビといった使い古された?舞台装置としてのキャラクターではなく、舞台そのもの――空間――が恐怖の対象になることを指摘。 それはリミナル――二つの時間、空間などをつなぐ閾――という、曖昧さ、不安定さとして表現されている。 バウハウス以降のモダニズム建築……ブルータリズム(Brutalism)というらしい。その人工性、画一性、均一性……その無機質さが、人間が住む空間としては冷たすぎる印象を与える、それがトリガーとなっている。 その中で挙げられていサブカル作品に、弐瓶勉『BLAME!』( https://booklog.jp/item/1/4063141829 )シリーズ、それがH.R.ギーガー氏の作品のオマージュである事も併せて紹介している。 また、デ・キリコ、サルバドール・ダリをはじめとするシュルレアリスム絵画などから、リミナルスペースに繋がる不気味なものたちの源泉を見出している。 私はドロテア・ダニングという女流画家を知らなかったので、学びがあった。 それらの正体が何なのか、具体的には言語化されていない。 私個人の見解をここで挟むなら、それは「人間の不在と残る気配」ではないだろうか? 夢想的な空間にも言及。 今敏の映画『パプリカ』( https://booklog.jp/item/1/B000O58V8Y )や『エルム街の悪夢』シリーズ、『CUBE』( https://booklog.jp/item/1/B0C4YHRQXD )、ターセム・シンの映画『ザ・セル』( https://booklog.jp/item/1/B00XLD73QM )など、私が知っている、好きなものを挙げていて嬉しくなる。 ゲーム作品では『サイレントヒル』シリーズも挙げていた。それだけでも感無量。 キャラクターが主体ではなく、背景美術に重きを置いて解説しているものは少なかったので。 そして拡張世界――ネット上でのミーム化の経緯と、触発されて開発された3Dゲームの話も。『MyHouse.wad』の斬新さなど。リミナルスペースへの橋渡し的存在。 ……個人的には、リミナルスペースの概念が確立されつつある今、リミナルスペースにクリーチャーが出てきて斃すゲームはリミナルスペースとは言い難いと思っている。 マーク・Z. ダニエレブスキー 『紙葉の家』( https://booklog.jp/item/1/4789719685 )を読んでみたい。 個人的には、“廃墟の美学”とは違うのか?と思っていたので、それが明確になった。 同じ無人でも、廃墟の美学には一種の懐古趣味……崩壊や過ぎ去った時間への情景のようなものがある。 だが、リミナルスペースの美学には、崩壊よりも閉塞した無限(ループ、反復)が主体でもあった。
Posted by 
