商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/10/22 |
| JAN | 9784152104694 |
- 書籍
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火星の女王
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火星の女王
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商品レビュー
3.4
208件のお客様レビュー
未来の火星を舞台に、人間ドラマと科学の探求が交錯する物語が描かれています。生物学者リキ・カワナベが地球外知的生命を探る中での発見や、火星生まれの少女リリ-E1102の夢が絡み合い、物語は進展します。読者からは、ドラマ化を前提にした構成やテンポの良さが評価され、映像のイメージが原作読書を助けたという声もあります。火星の厳しい生活環境がリアルに描かれ、登場人物たちの人間味が印象に残る一方で、全体的には淡々とした進行にあっさりとした感触を持つとの意見も。地球と火星という隔絶された世界を背景にした独特の緊張感が、読者を引き込む要素となっています。
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- ネタバレ
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「だからなんだ」と言いたくなる小説No.1としてお墨付きを…… 小川哲氏の小説としては、テクノロジーが比較的発達した近未来の小説としては、「ユートロニカのこちら側」がありますが、やはり語り口が当時より精錬されていて、専門用語が飛び交っているのに読みやすいです。 といっても、専門用語が先に当然のものとして出てきて、後で軽くこういうものなんだなと開示されるような書き方だったので、後になってするする読めるようになりますが、最初は少し重かったといえば、そうです。 それでも、退屈になりがちな序盤の講義パートはスキッと纏めつつ、面白かったので、さすがの筆力! そして、あれよあれよと、まさかの生命体発見!?主人公の1人が誘拐!?火星独立!?大統領になってみない!?って!? と立て続けに進行していく事態のスピード感がとても面白く、火が付いてからは最後まで一気に読み切ってしまいました。 個人的欠点を述べるとすれば、ミステリー的要素や伏線は、かなり単純で、分かりやすすぎたところですかね。 自分は大体最後まで分からなかったりするのですが、 ・講義で、統計の問題ではない、と重要なポイントになった質問をした学生はリリだった ・AJが盗難事件の犯人 は、あからさまに分かったので、作中で登場人物たちが気付くまで「まだ分かってなかったのか!」となんとなくミスマッチしていました。 2つ目は、マルがカワナベが犯人では?と別の章で言いつつ、前後の賞でカワナベがあからさまに犯人じゃなさそうな描かれ方をしているので、ここはもう少しなんとかなったんじゃないかなと思います。(信頼できない語り部とか、別軸の怪しい行動を取ってたみたいな感じにできれば…) あと、こんな設定で壮大な感じなのに、ページが少ないなと思ってましたが、最終盤のFTL(faster than light)作戦や戦争回避に関しては、すんごいあっさり感がありました。 スピード感を重視した結果だと思いますが、話の重厚さとのバランスって難しいなとも思いました。 作中ずっと10分間の会話の断絶を描いていたので、対話を改善するスピラミンの有効活用法の帰結自体はすごい好きなんですけど。 でも、なんだかんだいっても、すごく面白かったと思うのでOKです!
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火星の人という本を読んだことがあったので、火星に再会という気持ちで、本を開きました。 しかし舞台は同じでも、火星の女王では火星開発がかなり進み、人間も移住していて、成熟した世界でした。 独特の単語になかなか馴染めず、苦戦しました。中盤の終わりくらいに説明があったので、そこでよう...
火星の人という本を読んだことがあったので、火星に再会という気持ちで、本を開きました。 しかし舞台は同じでも、火星の女王では火星開発がかなり進み、人間も移住していて、成熟した世界でした。 独特の単語になかなか馴染めず、苦戦しました。中盤の終わりくらいに説明があったので、そこでようやく納得した感じです。 巻頭に、火星の地図か登場人物の簡単な説明があったらいいのに、と思いながら読んでました。 言葉の壁を乗り越えると、ストーリーは結構わかりやすいので、今思うと、そこがこの本の読み方のポイントなんだと思います。 私は、慣れない単語に振り回されて難しいものだと思うあまり、結末を知っても妙に冷静な気持ちになってしまいました。 地球と火星の空の話が印象に残りました。
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火星への移住を成功させた地球人たち。そんな中知的生命を探すために移住してきたカワナベは、今までゴミ同然に扱われていた物質に不思議な性質があることに気づく。 一方、火星生まれの学生リリは地球への旅行を夢見ていたが、実現まであと一歩というところで誘拐されてしまう。 地球と火星、同じ人...
火星への移住を成功させた地球人たち。そんな中知的生命を探すために移住してきたカワナベは、今までゴミ同然に扱われていた物質に不思議な性質があることに気づく。 一方、火星生まれの学生リリは地球への旅行を夢見ていたが、実現まであと一歩というところで誘拐されてしまう。 地球と火星、同じ人類同士なのに住む場所が違うせいですれ違ってしまった彼らは、このふたつの事件を皮切りに一触即発の状態へと陥っていく。 かつては惑星間でなくとも地球の大陸間でもあったであろうタイムラグによる意思疎通の難しさ。 それに意思疎通という意味では言語が違うだけでも正確にやりとりするのは難しい。いや、同じ言語を使っていても相手に間違えた解釈をされることもあるか。 なんにせよ、互いが互いを知り、思いやることで、実は大きな諍いですら減らせるんだよね。
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