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火星の女王
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火星の女王

小川哲(著者)

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火星の女王

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/10/22
JAN 9784152104694

火星の女王

¥2,090

商品レビュー

3.4

180件のお客様レビュー

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2026/07/15

光は遅すぎる。世界で一番速いはずの光に対するこの評価。この言は以前にも聞いたことがあり印象に残っていたが、今回、物語の中でより実感させてくれたように思う。人々の活動領域が外へ外へと宇宙に広がって行くのは良いとしても、宇宙は広すぎ、移動や通信にこんなに時間がかかっては分断を生んでし...

光は遅すぎる。世界で一番速いはずの光に対するこの評価。この言は以前にも聞いたことがあり印象に残っていたが、今回、物語の中でより実感させてくれたように思う。人々の活動領域が外へ外へと宇宙に広がって行くのは良いとしても、宇宙は広すぎ、移動や通信にこんなに時間がかかっては分断を生んでしまうのも無理はないと感じられた。現実では未踏の地である火星。そこへ向かうのは人類の夢だしワクワクすることのようにも思えるが、本作のように火星で生活することが根付いて、地球依存から脱却出来ない状態が現実として横たわってしまうと、火星もただの僻地なんだなと妙に色褪せて見えてしまった。 本筋ではカワナベの存在が良かった。地球で夢破れて火星に移り、何十年と何かを探し続けるその様子は最早諦念の色が濃いのに、でも諦めきれずにあれこれ考え続ける姿には誰よりも人間味を覚える。だから何だと言いながら捨て置かない。とても好ましかった。 リリについてはマーティンが大統領として持ち上げたい理由には納得したが、民衆が女王と持ち上げて盛り上がっていた経緯はよく分からなかった。女王という強い言葉を選ぶには説得力が弱いかなと思う。ただいつでも勇気を持って立ち向かう姿は良かった。盲目なのに宇宙で船外活動をしようなんて試みにはとても驚かされた。

Posted by ブクログ

2026/07/10

物理的にも政治的にも経済的にも遠く隔たっている火星と地球。火星ではごくありふれた物質「スピラミン」の新たな性質が発見されたことを機に(?)、長年の燻りが勢いを増して……。 NHKのTVドラマ版(吉田玲子, 2025)から知った本作。「未知の物体」の代わりに「スピラミン」がキーア...

物理的にも政治的にも経済的にも遠く隔たっている火星と地球。火星ではごくありふれた物質「スピラミン」の新たな性質が発見されたことを機に(?)、長年の燻りが勢いを増して……。 NHKのTVドラマ版(吉田玲子, 2025)から知った本作。「未知の物体」の代わりに「スピラミン」がキーアイテムで、マルは勤勉なISDA警察捜査官ではなく地球に帰りたがっている火星自治警察の非常勤捜査員で、キーパーソンであったタキマ・スズキやファン事務総長はほとんど登場せず……。両者の差異に少し驚いた。 ナショナリズムや異文化交流といったテーマはTVドラマ版と共通。また、小説版では“火星の女王”の意味に触れられている点が好ましい。 結末までとんとん進む展開は読みやすくもあり、物足りなくもあり。個人的には火星・地球間、地球住民/火星住民同士間、そして盲目のリリ-E1102と彼女以外の人々との間の物理的・精神的隔絶の描写はTVドラマ版のほうが好き。

Posted by ブクログ

2026/07/09

うーん。SFは慣れないから難しいなあと思いながらちょこちょこ読み進め。構造を変える物体が生物?ちょっと無理があるし、あんまり楽しめなかった。

Posted by ブクログ

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