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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君
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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

金原ひとみ(著者)

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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2025/10/07
JAN 9784022520913

踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

¥1,980

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2025/12/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

20年前から最近までのエッセイと掌編小説集。金原さんはやはり尋常ではない半生を送られたのですね。 冒頭の「母という『ペルソナ』」がよかったのですが、中盤のあれこれはちょっとついていけなくて、自分は絶対友達にはなれんなあと思い、もう全部読む必要はないかなと諦めたけれど、終盤の離婚と娘たちとのことはよかったな。日付を見たら、どうでもいいやと思ったのは2000年代の者が多くて、最近は安定してきたってことかなぇ(上から目線)。  しかし、よくこんなに赤裸々に描けるもんです。生きるために書いてきた、なるほどです。

Posted by ブクログ

2025/11/26

嘘とかいい加減な言葉がないように感じられるから、金原ひとみの書くものが好きだ。デビューの頃の文章はだいぶ今とは雰囲気が違うけど、最初から筆一本で生きてきたんだなとその迫力が伝わってくる。客観的にもお父さんの存在は大きいけど、学歴も経歴も何もないのにひたすら本を読むこと、全身でいろ...

嘘とかいい加減な言葉がないように感じられるから、金原ひとみの書くものが好きだ。デビューの頃の文章はだいぶ今とは雰囲気が違うけど、最初から筆一本で生きてきたんだなとその迫力が伝わってくる。客観的にもお父さんの存在は大きいけど、学歴も経歴も何もないのにひたすら本を読むこと、全身でいろんなことを受け止め(あるいは流して)感じることで、こんなに骨太な文章を書けてしまうんだもんな…、だから作家なんだな…。

Posted by ブクログ

2025/11/25

ちょっと肌に合わなかった。著者の小説は好きだけど、エッセイはあまり…。エッセイなのか小説なのかよく分からないものもあって混乱したのは私だけだろうか。 印象に残ったのは「『母』というペルソナ」。著者がワンオペ育児で壮絶な思いをして子を育てていたこと、そして『母』という仮面からやっ...

ちょっと肌に合わなかった。著者の小説は好きだけど、エッセイはあまり…。エッセイなのか小説なのかよく分からないものもあって混乱したのは私だけだろうか。 印象に残ったのは「『母』というペルソナ」。著者がワンオペ育児で壮絶な思いをして子を育てていたこと、そして『母』という仮面からやっと解放されたときのことが書かれている。母であっても、その前に1人の個体である。そう思ったからと言って、子どものことを愛していない訳ではない。 著者が言う、育児に苦しめられているのに唯一の拠り所が子どもの存在という矛盾は、何となく分かるような気がする。私も出産を控えているが、間違いなく育児には苦しむに違いない。それでも産んで良かったと思うようになれるという希望があるのは、著者のような体験をして、それを後世に伝える人たちのおかげなんだろうな。

Posted by ブクログ