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ツバメの親子はどこにいる くもんの児童文学
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ツバメの親子はどこにいる くもんの児童文学

樫崎茜(著者)

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ツバメの親子はどこにいる くもんの児童文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 くもん出版
発売年月日 2025/09/22
JAN 9784774338903

ツバメの親子はどこにいる

¥1,650

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2025/11/16

視覚障害者の両親のもとに生まれた兄弟の成長を描いた物語。 父が弱視で母が全盲である。 母が白杖で入学式に来てほしくないと泣いている弟に兄は自分もそうだったのだろうかと考え、弟は母親の目が見えないことに気づいているのだろうか…とそんなことも言葉にしてはいけない話題のような気がして...

視覚障害者の両親のもとに生まれた兄弟の成長を描いた物語。 父が弱視で母が全盲である。 母が白杖で入学式に来てほしくないと泣いている弟に兄は自分もそうだったのだろうかと考え、弟は母親の目が見えないことに気づいているのだろうか…とそんなことも言葉にしてはいけない話題のような気がしている。 弟がいじめられているときに犬を散歩させていたおじさんが助けてくれたようで、それから友だちになったくだりは心にしみた。 いろんなことを経験して少しずつ大人になっていくのだが、合間に父の子どもの頃のことも綴られている…歳の離れた姉のしたことは、ずっと記憶に残るほど残酷なことだと思った。 時代は変わるけれどやはり視覚障害者にしかわからない不便さややるせなさもあるわけで、少しずつ便利になって進化している機能つきのアイテムでも心を通わすことはできない。 人の気持ちが大切なのだとわかる。 目が見えないから、なにも見えないわけじゃないときっと母は人の心が見えてるのだろうと感じた。

Posted by ブクログ

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