商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/09/19 |
| JAN | 9784166615100 |
- 書籍
- 新書
水の戦争
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水の戦争
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
データセンターの建設が検討されている/建設された地域(東京都日野市や昭島市、千葉県印西市など)の住民は一度は読んでほしいです。
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水は人間の生命維持だけでなく、農作物や森林を育てるためのもの、国境を隔てるもの、モノを運搬するための手段、水攻めなどの武器、データセンターや半導体製造といったテクノロジーの道具、これに加えて投資対象ともなっているなど。 個人的に気になったのが、昨今のテクノロジー事情と水の関係だ。...
水は人間の生命維持だけでなく、農作物や森林を育てるためのもの、国境を隔てるもの、モノを運搬するための手段、水攻めなどの武器、データセンターや半導体製造といったテクノロジーの道具、これに加えて投資対象ともなっているなど。 個人的に気になったのが、昨今のテクノロジー事情と水の関係だ。 日本では降水量が他国と比べておく比較的恵まれていると言える。一方、最近はデータセンターや半導体工場を誘致するまちも出てきており、その地域の農作物の栄養、生活用水の不足などの問題も向き合わなければならない。AI時代はよく電力が安全保障とならぶ重要項目と言われているが、同時に「水」についても同等に議論されていかなければならない。各巨大プラットホームでは「ウォーターポジティブ」と呼ばれる、「水」を守るための各種活動を行っている模様。
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水資源にまつわる問題をまとめた本。単一民族かつ島国の日本では実感が湧かないが川が多くの国を通るようなパターンだとダムを作ったり流れを弄ったりするような行為はかなり重大な国際問題につながりうる。また川に比べれば利害関係者の少ない地下水のような水資源ですら管理や分配には様々な懸案事項...
水資源にまつわる問題をまとめた本。単一民族かつ島国の日本では実感が湧かないが川が多くの国を通るようなパターンだとダムを作ったり流れを弄ったりするような行為はかなり重大な国際問題につながりうる。また川に比べれば利害関係者の少ない地下水のような水資源ですら管理や分配には様々な懸案事項が存在し非常にセンシティブな問題を孕む。そして降雨量の多い日本が水問題と無関係かと言えば全くそんなことはなく、大量の水を必要とするIT業界はそもそもボーダレスでありまた食料自給率の低い日本は輸入食料品を通しても間接的に水を使用していると言える。 このような問題の具体例を挙げていった上で問題と解決策を総括する7章が素晴らしい。確かに水資源の利用はITと資本主義で最適化可能な部分は大きいがそれは同時に水を共有資源として共同体による政治的なプロセスを通して利用していくという側面を薄め、結果として弱者やマイノリティの排除などの問題を生み出しうる。共有か制御か、原義的な意味での社会主義的アプローチか資本主義的アプローチか。水利用の増加および温暖化による利用可能な水資源の減少が顕著となる中で我々は改めて水資源との向き合い方を考えねばならない時節にある。
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