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珈琲にドーナツ盤 光文社文庫
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珈琲にドーナツ盤 光文社文庫

片岡義男(著者)

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珈琲にドーナツ盤 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2025/09/10
JAN 9784334106300

珈琲にドーナツ盤

¥1,056

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2025/12/29

このスタイルの本に初めて出会った 僕に関する2-3ページのお話 少し昔のフリーランスのライター このように働いてみたい タイムスリップしたような気持ち

Posted by ブクログ

2025/09/30

片岡義男は二回りも上なので同世代ではないが、自分が学生頃に雑誌などで多くの文章を読んでいて懐かしく思えた。この小説は作者が本格的に作家稼業に入る前の1960年から10数年の時代を片岡自身を主人公とした私小説になっている。 一つが数ページの短編集、一つ一つがその時代を表しており、主...

片岡義男は二回りも上なので同世代ではないが、自分が学生頃に雑誌などで多くの文章を読んでいて懐かしく思えた。この小説は作者が本格的に作家稼業に入る前の1960年から10数年の時代を片岡自身を主人公とした私小説になっている。 一つが数ページの短編集、一つ一つがその時代を表しており、主人公が通う喫茶店でのコーヒーとともに、その時代を感じさせるドーナツ盤、いわゆるシングル盤が数多く紹介されていて興味深い。小説それぞれに繋がりはあるような、ないような、この10数年の時代を生きてきた片岡青年の生活振りを通して楽しむといった感じ。喫茶店の珈琲が多いがストーリーに重要な役割を果たすのはバーのウイスキーだったりする。 巻末には小説に出てくる曲のプレイリストがあり、Spotifyで聴くことができる。リストは小説の順序ではないし、無料のサービスでは何曲かごとに宣伝が入って鬱陶しいが、この時代をいろいろなジャンル、アーチスト、国の曲たちがごちゃごちゃになって流れてくるというのも悪くはない。聴いているうちに片岡義男→南佳孝のイメージは消え去った。 珈琲を飲みながらプレイリストにあるレコードをかけて音楽の流れに身を任せてこの本を読んでいくのがいいのだろう。読み手を選ぶ感じはするが、あの時代に彼の文章を読んでいた人達は今でもこんな本を手に取ることがあるのだろうか。

Posted by ブクログ

2025/09/28

片岡義男『珈琲にドーナツ盤』光文社文庫。 片岡義男の『珈琲三部作』、『珈琲にドーナツ盤』『珈琲が呼ぶ』『僕は珈琲』がサイン入り化粧箱に入って、一挙に文庫化されたので、大人買い。 片岡義男の作品を読むのは30年ぶりくらいではなかろうか。学生時代は映画の原作小説を読み、社会人の初...

片岡義男『珈琲にドーナツ盤』光文社文庫。 片岡義男の『珈琲三部作』、『珈琲にドーナツ盤』『珈琲が呼ぶ』『僕は珈琲』がサイン入り化粧箱に入って、一挙に文庫化されたので、大人買い。 片岡義男の作品を読むのは30年ぶりくらいではなかろうか。学生時代は映画の原作小説を読み、社会人の初めの頃は、『8フィートの週末』『波乗りの島』『限りなき夏』といった写真イラスト入りのサーフィン小説を中心に読んでいた。 著者初の私小説集らしい。 第一作の『珈琲にドーナツ盤』は1960年から1973年が舞台となる。小説に登場する121枚のレコード、そのジャケット写真をすべて収録し、さらに文庫版特典として登場曲の数々を聴きながら読めるQRコードも掲載してある。 QRコードを試してみたが、完全版を聴くためにはSpotifyの有料登録が必要なようで、未登録だと各曲30秒程度の視聴のようだ。そんなことは一言も書いておらず、Spotifyに誘導するとんだ詐欺的な手法に出版業界もついに墜ちたかと愕然とした。 時代時代の音楽と共に綴られるお洒落で、一片の曇りも無い青春譜。そうであった、片岡義男の小説には汚れも曇りも無いのだ。 1960年、主人公である大学生の『僕』は第二外国語の夏季補習を受けるために閑散とした大学の構内に居た。復習のために立ち寄った喫茶店で、名も知らぬ同級生に声を掛けられ、映画や音楽の談議に花を咲かせる。 自分も大学で一度だけ、第二外国語の単位を落としたことがあり、再び半年も退屈な講義を受けるのが非常に苦痛だったことを思い出した。以来、単位は1つたりとも落とすまいと誓い、3年で卒業単位は全て取得した。 1961年、『僕』は貿易会社のオフィスでタイプライターを購入する。大学に通う傍ら、ペンネームを付けてフリーランスのライターとなった『僕』。 大学時代はそれまでの小学校、中学校、高校の時代よりもプレッシャーは無く、多大な時間ばかりがあった。自分はアルバイトと読書、気が向けば絵を描いたり、趣味の木彫りを楽しみながら、ジャズやフィージョンを聴いていた。 1964年、『僕』は鉄鋼販売会社で働き出すが、僅か三ヶ月で退職し、フリーランスのライター一本で暮らし始める。傍らには何時も女性と音楽、そしてアルコール。たまに珈琲。まるで酒と薔薇の日々。 自分の個人的な体験を含め、もう少し感想などを書き込もうと思ったのだが、文庫版特典として登場曲の数々を聴きながら読めるQRコードというのが、Spotifyへの有料登録を誘導する詐欺的な手法であったことに愕然として、止めることにした。 残る『珈琲が呼ぶ』『僕は珈琲』の2作にも期待出来ないな。斜め読みして、早目に売っぱらうか。 本体価格960円 ★★

Posted by ブクログ