商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 潮出版社 |
| 発売年月日 | 2025/09/05 |
| JAN | 9784267024603 |
- 書籍
- 文庫
水の月
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水の月
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幼いころ両親が離婚し、父と暮らしてきた姉と、母と暮らしてきた妹。妹が、テレビの制作者のテロップに姉の名前を発見し、もしかしてと手紙を出してみたところから、交流が始まる。コロナ禍、母のがん闘病、そして死、妹の夫との不和、姉の恋愛、不発に終わった家族旅行などが、全てメールのやり取りで...
幼いころ両親が離婚し、父と暮らしてきた姉と、母と暮らしてきた妹。妹が、テレビの制作者のテロップに姉の名前を発見し、もしかしてと手紙を出してみたところから、交流が始まる。コロナ禍、母のがん闘病、そして死、妹の夫との不和、姉の恋愛、不発に終わった家族旅行などが、全てメールのやり取りで描かれていく。後半は、それぞれ父と母にお互いのなれそめを語らせて、そのままメールに書く。そのことで、父と母でしかなかったものが、一人の人間として立ち上がる。 テレビ制作という誇りを持てる仕事について、たぶん結婚することはないという姉と、恋愛を知らないまま夫を紹介され、その夫に気を使って生きることにしんどさを覚えている妹。交流を通して、二人の生活も徐々に変わる。姉は体を壊し、妹は離婚を考える。離婚が当たり前になったこの現代で、妹が離婚せず、夫とやり直す道に進んだのがよかった。一人で暮らしたいという思いは、どちらも持っている。でも、誰かと暮らすことの楽しさ、ありがたさも、わかっている。現実の家族は、こんなきれいなことばっかりではないかもしれないけれど。
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子供のころに離ればなれになった姉妹 妹は千愛(ちあき)姉は百花(ももか) 千愛は見つけた姉とメールのやり取りを始める いろいろな出来事があり二人の気持ちを想像しながらページをめくる 同じような経験があれば当時の自分の気持ちを思い出しつつ 途中で浮かんだ疑問は、「水の月」って何...
子供のころに離ればなれになった姉妹 妹は千愛(ちあき)姉は百花(ももか) 千愛は見つけた姉とメールのやり取りを始める いろいろな出来事があり二人の気持ちを想像しながらページをめくる 同じような経験があれば当時の自分の気持ちを思い出しつつ 途中で浮かんだ疑問は、「水の月」って何だろう?
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