商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/09/03 |
| JAN | 9784167924140 |
- 書籍
- 文庫
輪廻の果てまで愛してる
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輪廻の果てまで愛してる
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カタリナの美しき車輪▶怖かったー。基本的に見てるだけだけどちょっとSNSから離れたくなる。あとAIも怖い。最後にだいぶゾクゾクした。 輪廻の果てまで愛してる▶やっぱり大好き米澤さん。マニ車って初めて聞いた。己を頭が悪いだの馬鹿だの言ってるのに使用言語レベルがどんどん上がってるのが既に善を感じた。確かにあれだけぶん回したら帳尻あわせないとねー。
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「カタリナの美しき車輪」、「花泥棒」、短編なのに深く取り込まれる凄さ。 こんな短編ばかりだと参ってしまうが、硬軟、陰陽の9編、選りすぐりの短編集。
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前年に発表された短篇で編んだアンソロジー。これで初読みの作家さんを知ることもあるため、毎年楽しみにしている。 『土』篠田節子 とうてい払い切れない相続税を抱えながら、死の間際まで自分の畑で野菜を作り続けた老人について、訪問看護の視点から。 『万年主任☆マドギュワ!』佐川恭一 二...
前年に発表された短篇で編んだアンソロジー。これで初読みの作家さんを知ることもあるため、毎年楽しみにしている。 『土』篠田節子 とうてい払い切れない相続税を抱えながら、死の間際まで自分の畑で野菜を作り続けた老人について、訪問看護の視点から。 『万年主任☆マドギュワ!』佐川恭一 二人の窓際族が、図書館の本から飛び出した妖精とともに、本を黒塗りする組織と戦う悪ふざけ小説。 『カタリナの美しき車輪』斜線堂有紀 SNSの炎上で傷つけられる人をなくすため、偽アカウントで炎上対象となるSNSを多数運営する女。「信頼できない語り手」系。 『僕たちは のら犬じゃない 番犬さ』佐々木愛 地震のあった日、深夜にかかってくる電話。声が小さく、中学時代、ともにクラスで浮いていた二人の男女の、絆のようなもの。 『放送部には滅ぼせない』坪田侑也 放送部に届いた、体育祭を中止して欲しいという手紙の書き手を、二人の放送部員が推理する。 『鳶の娘』宮下奈都 「王の娘」のレッテルを貼られていじめられる女子高生と、助けるふりをして近づいてくる同級生。 『花泥棒』坂崎かおる 「特定対象がグラス上で認識されない」ために、グラスの修理を請け負ったカスタマーセンターの、一人語り。 『凪のからだで生きていく』窪美澄 家父長制の色濃く残る田舎から出てきた女子大生。アパートの住人との交流によって、自分を大事にすることを知る。 『輪廻の果てまで愛してる』米澤穂信 なんらかをやらかした女が語る半生。ドヤンキー女と真面目君の、現世を超える愛。 『花泥棒』SF設定で、ちゃんと理解したとはいえないんだけれど、語り手が子供の頃、母親のつけていた香水を盗んだという話が、ぐっときた。そのせいで、友達との間に、わずかなずれが生じてしまう。 「ときどき、あのときバーナベの香水を盗まなければ、彼女との関係もまた変わっていたのではなかろうかと考えます。-中略-私は、手に入れたいものを手に入れたとしても、必ずしも物事は望んだ結果にはならないかもしれない、ということだと思っています。」
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