君となら恋をしてみても(6) 花丸Cプレミアム

窪田マル(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 2025/09/05
• JAN: 9784592721710

商品レビュー

2025/10/07

【俺たちがお互いを好きなことで、傷付いていいはずがないんだ（龍司）】

エロス度★★

第6巻。おやおや。天を傷つけたくない龍司の想いが尊すぎて泣けてきますね。

自分たちが付き合っていることを周囲に〝言わない〟と〝言えない〟ことの重さが全く違うことを知った龍司。
難しいことに頭を悩ませたり、理不尽なことに怒りながらも最終的には天のことを考えて出した龍司の答えがとても刺さりましたし、涙を流す彼の姿にもグッときました。

恭一の登場に龍司がヤキモチを焼くかと思われましたが、意外なことに龍司が恭一と親しくしていたり彼のことを褒めるので天の方がヤキモチを爆発させて龍司に当たってしまうのがとても可愛かったです。
また、龍司が天に想いを伝えまくるのも甘々でキュンが止まりません。

小冊子では本編でのふたりの愛し合う場面が描かれており、がっつりな行為というよりもお互いの素肌の感触や体温・気持ちを確かめ合う行為で、龍司を煽る天の小悪魔ちっくな色気がたまらなかったです。

2025/08/18

修学旅行でペアのお守りを落としてしまった龍司。ペアの相手を知ってるかと問われて天が「知らない」と応えようとする寸前で、龍司は天を連れ去る。
お守りの事、ウソつくのもごまかすのも見たくなかったという。
でも、自分とつきあっていることがバレて天が昔のように傷づく結果になるのが一番いやだと龍司は考えていた。
何も悪いことをしてないのにな・・・とつぶやく二人。
翌日、周りの友達はそれ以上聞かなかった。そこで龍司と天はアイコンタクトで心を決める。
「俺、天とつきあってるんだ」
非難されたり、からかわれたりするかとおもったが、周りは案外受け入れてくれた。
「超お似合いじゃん」って言われてうれしくて龍司は泣いてしまった。
冬休みにはいり、クリスマスは忙しくて会えなかったが、
お正月、龍司の家族は帰省。龍司はのこって、天と過ごす。
いちゃいちゃしたあと、初もうでにも出かける。
龍司も遅れて香川に帰省し、天は家にもどると、修学旅行で写真をとってくれた男の人が家にいてびっくり。
なんと、叔父さんだった。当分、ばあちゃんちに住むという。
新学期が始まり、また龍司にあえてくれしい。香川のお土産のうどんをつくってくれるという。そこには叔父もいた。
龍司はひとなつっこく、カメラマンをしている叔父とも仲良くなり、「かっこいい」という。天は嫉妬して、送っていく時に「やきもちやくからそんなこと言わないで！」といって去ってしまう。
週明け、顔を合わすのがいやだな・・って思っていたら龍司は天を迎えに来てしまった。
そして「好きだよ」といわれて「あれ（嫉妬したこと）がわがままならもっといって」と言われて仲直りする。
上機嫌で家にかえってきた天に、「こんな古い写真をみつけた」と一枚の写真をわたされる。
それは、小さい頃の自分と龍司が一緒にあそんでいる写真だった。
え？昔、会ってたの！？

ってところで終わり。
あっけらかんと友だちが二人の仲を受け入れてくれたのは幸せすぎる。いい友だちだ～～。
そして叔父さんはいい作用をするのか、ひっかきまわすのか？今のところ、前者かなぁ？