商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 少年写真新聞社 |
| 発売年月日 | 2025/08/05 |
| JAN | 9784879818225 |
- 書籍
- 児童書
小泉セツとハーンの物語
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小泉セツとハーンの物語
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商品レビュー
4.7
7件のお客様レビュー
令和7年後期朝ドラ『ばけばけ』に寄せて、児童向けの小泉八雲とセツ夫人の伝記を。 朝ドラと同じような内容もあるし、児童書のため読みやすいです。 朝ドラではラフカディオ・ハーンは「レフカダ・ヘブン」という名前になっていますが、ラフカディオはレフカダの英語読みで、レフカダは彼が生まれた...
令和7年後期朝ドラ『ばけばけ』に寄せて、児童向けの小泉八雲とセツ夫人の伝記を。 朝ドラと同じような内容もあるし、児童書のため読みやすいです。 朝ドラではラフカディオ・ハーンは「レフカダ・ヘブン」という名前になっていますが、ラフカディオはレフカダの英語読みで、レフカダは彼が生まれたギリシャのレフカダ島で、ギリシャ語で「彷徨う」という意味。 「ヘブン」は、日本でハーンが「ヘルン先生」と呼ばれたからかな。 ❐セツ 明治時代になり没落した武士家庭。実の両親は小泉家だが、親戚の稲垣家の養女になった。父の事業失敗により学校に通えなくなる。もともと女子で教育を受けられるのはごく一部の優秀な者だけだった。セツは実の親小泉家の機織り会社で働く。セツは織り上げた布の一部を「見本」にして注文を取って織るやり方で効率よく働いたそうです! 最初の結婚は、あまりの貧乏にお婿さんが逃げ出して終了。(朝ドラのように美しい話ではない。) ❐ラフカディオ・ハーン アイルランド人父とギリシャ人母の間でギリシャのレフカダ島で生まれた。父の出身地ダブリンに移るが、母はギリシャに戻ったことで別れる。父も家を出て再婚した。幼少期から要請やお化けの話を信じていたが、育ての伯母はその傾向を嫌っていた。その伯母は財産を無くし、単身アメリカに渡る。 身一つで働くが、最初の結婚相手が白人農場主と黒人奴隷との間の有色人種だったため社会からのけ者にされて、結局離婚。 フランス領インド諸島のマルティニーク島に移動、その後日本に来る。 父親代わりのワトキンさんからはワタリガラスを意味する「レイブン」と渾名された。 日本では「ヘルン先生」と呼ばれた。 セツはハーンの女中から心が通じ合って結婚(初めは事実婚)。 ・小泉八雲という名前はセツの生家の小泉と「八雲立つ…」の和歌から八雲を取った。 ・二人は、英語でも日本語でもなく二人だけに通じ合った日本語と英語を混ぜ合わせたような言葉で話した。 ・ハーンはセツに怪談を読むのではなく「あなたの話、あなたの言葉、あなたの考え」で語ることを欲した。 ・ハーンが怪談(Kwaidanくわいだん)をまとめるにあたっての物語性の工夫や日本語表現の英語訳はどのようにしたか ・ハーンが気に入った日本らしい日本とは? ・夫の死後、セツに歴史家の三成重敬がハーンとの思い出の書を勧めた。(作者の三成清香はご親族?) 背景の違う二人が出会って心を通じあわせて、二人だけの言葉を作って、家庭を作って、それが日本滞在記や日本の怪談を再話した「怪談」になった。 朝ドラファンにも、日本文学に興味のある人にも読みやすい本です。
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小泉八雲とセツの物語。数奇な運命をたどったラフカディオ・ハーン。武士の家系に生まれたが武士の時代が終わりをつげた明治の時代に生を受けた小泉セツ。二人の出会いからいかにして小泉八雲が誕生し、また日本の昔話や民俗学を翻訳ではなく再話として生まれ変わらせたのか。今年の夏に読んだ小泉八雲...
小泉八雲とセツの物語。数奇な運命をたどったラフカディオ・ハーン。武士の家系に生まれたが武士の時代が終わりをつげた明治の時代に生を受けた小泉セツ。二人の出会いからいかにして小泉八雲が誕生し、また日本の昔話や民俗学を翻訳ではなく再話として生まれ変わらせたのか。今年の夏に読んだ小泉八雲の怪談と言う本を読んだときに柳田国男の「遠野物語」とは違い、人から聞いたり読んだりしたそのままを翻訳したのではなく若干のアレンジ、そして物語化されていると感じたと思ったのだが、この本を読んで納得がいった。児童書だが読んでよかった。
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朝ドラ「ばけばけ」が楽しいので。中高生にとってわかりやすいレベルで書かれている=初学者の大人が読むのにちょうど良くもある。 ドラマで語られた怪談が登場すると嬉しい。 セツさんの生涯は決して派手ではなく、日々の生活を丁寧に生きていくことの延長に、『怪談』の誕生があったように思えた...
朝ドラ「ばけばけ」が楽しいので。中高生にとってわかりやすいレベルで書かれている=初学者の大人が読むのにちょうど良くもある。 ドラマで語られた怪談が登場すると嬉しい。 セツさんの生涯は決して派手ではなく、日々の生活を丁寧に生きていくことの延長に、『怪談』の誕生があったように思えた。
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