商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/08/06 |
| JAN | 9784163920054 |
- 書籍
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GB84(下)
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超★5 怒りと悲鳴と愛情と… 国家の陰謀と暴力をあますところなく描いた暗黒社会派小説 #GB84 ## これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4163920048#comment ○吐き...
超★5 怒りと悲鳴と愛情と… 国家の陰謀と暴力をあますところなく描いた暗黒社会派小説 #GB84 ## これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4163920048#comment ○吐き出される「悲鳴」 ストの兵隊となって動いている労働者たちの「悲鳴」が聴こえてくるのです。本作において語られる彼らの物語は、独自の装丁で表現されています。詳しくは言いません、ぜひ読んでみて下さい。ストライキは労働者のためであるはずなのに、その主役である彼らがいかに抑圧されてきたのかがよくわかります。 しかし追い詰められ人間というのは希望をもってしまうのです、うすうす裏切られることも分かっているのに。たとえフィクションと言えども本当に読むに堪えられない、いかに今の日本が幸せであるか、そして安逸をむさぼっているのかよくわかります。 ○これが世の中の「本質」 また列強諸国、権力者、大金持ちが世の中をまわしているという本質がよくわかります。そう、弱い奴らがどれだけ徒党を組んで叫んでも、押しつぶされてしまうのですよ… 現代においても国際社会の経済圏はアメリカのルールで試合が行われる。勝つも負けるもディーラー次第、時にはルールすら変えられてしまうのです。 ○肌で感じる叛乱の「リアリティ」 本作は躍動感、臨場感、ドライブ感がエグイ。組合と公社間の交渉シーン、警察によるピケ隊の制圧シーンなど、文字が紙の上で躍動してる。 読むほどに当時のスト群衆の中にいるような感覚に陥ってしまい、なんか気分が悪くなるという… そのくらいリアリティが強いのです。 ○どこまでも美しい「愛」 こんなにも血、涙、罵詈雑言で埋め尽くされる物語でも「愛情」を感じてしまうのは何故なのか。 戦争を仕掛けえる側も、それは愛する家族、仲間、国のために行動しているだけ。どんな破滅めいたことでも、一番大事な人のためにやってるという悲しさが伝わってくるんすよね。 さて…、とんでもない作品だったGB84。国家の陰謀、暴力をあますところなく描いた暗黒小説。おそらくは本年度ミステリーのランキングにはいる作品だと思います、お時間と覚悟をもって是非どうぞ。 ■ぜっさん推しポイント かつての福祉社会から新自由主義へ舵を切ったイギリスであったが現代ではどうなのだろうか。今もなおアメリカの政局や大統領の政策によって、世界経済や秩序が変化し続けている。もちろんその影響下に日本もいて、成長が滞っている事実を意識しないといけません。 自分がいかに平和ボケで行動をしてきていなかったのか、内省しちゃうんすよね。このまま考えず、行動せずでは、怒ることがありません。その結果何も変わらないのです。
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