1,800円以上の注文で送料無料

戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1216-01-12

戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

保阪正康(著者)

追加する に追加する

戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

1,760

獲得ポイント16P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日刊現代/講談社
発売年月日 2025/08/01
JAN 9784065408155

戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

¥1,760

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/10/04

戦後80年の節目に本書を読みました。そこに並ぶ言葉は、人々を縛り、命を奪い、社会を沈黙へと追い込んだ「嫌な言葉」でした。 特に「国民は無色」という表現に震えました。権力が人を“無色”とみなし、思考を奪う危うさ。私たちは一人ひとり声を持ち、それを発することで社会は形づくられるのだと...

戦後80年の節目に本書を読みました。そこに並ぶ言葉は、人々を縛り、命を奪い、社会を沈黙へと追い込んだ「嫌な言葉」でした。 特に「国民は無色」という表現に震えました。権力が人を“無色”とみなし、思考を奪う危うさ。私たちは一人ひとり声を持ち、それを発することで社会は形づくられるのだと痛感しました。 また「諦観」という言葉が示す、恐怖と無力感に支配された時代の重さ。戦争は戦場だけでなく、人々の心をも支配していたのだと深く考えさせられました。 そして「軍人である前に人間である」という言葉は、今の私にとって「会社員である前に人間であれ」と響きました。立場よりもまず人としての倫理を大切にすべきだと。 言葉は人を殺しも生かしもする。だからこそ敏感でありたい。過去を直視し、同じ過ちを繰り返さぬために考え続けたいと思います。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す