商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 青土社 |
| 発売年月日 | 2025/06/25 |
| JAN | 9784791777181 |
- 書籍
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「ありのまま」の身体
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「ありのまま」の身体
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
“一見するとボディポジティブのような「正しい」潮流に向かってはいるけれど、伝統的な美の規範は根深い”ということの日常的な具体例が多く載っていて、”美しさ”を取り巻く状況について深く考えた事はなかったけれど、確かにその通りだと思った。 お陰で、SNSやファッション業界、広告業界につ...
“一見するとボディポジティブのような「正しい」潮流に向かってはいるけれど、伝統的な美の規範は根深い”ということの日常的な具体例が多く載っていて、”美しさ”を取り巻く状況について深く考えた事はなかったけれど、確かにその通りだと思った。 お陰で、SNSやファッション業界、広告業界について少し俯瞰で見られるようになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
立命館大学産業社会学部の准教授でファッション研究の専門である著者が、 現在のボディポジティブの動向やそれを取り巻く社会の動きについて書かれた本。 これまでの美は画一的で「白い」「細い」「西洋的」が基準だった。 日本は西洋列強の影響を強く受けているので成すべきしてなったと言わざるを得ないかなとは思う。 ただその時代が長すぎて、今のプラスサイズモデルやこれまでの美から外れてきた人が「自分を好きだ」というと、「本来美しくないとされるけど、自分なりに自信を持てている人」と勝手に解釈される。 これって無意識の加害だよなーと思う。 今は時代の転換点だから、これからそういう印象も徐々に薄れていくんだろうけど、今先頭でロールモデルとしてやっている人は強いメンタリティが必要になるだろうなと。 私はなるべくそのような無意識の加害をしないように、そして自分がステレオタイプ的に判断されカテゴライズされた時は堂々で拒否して内面化させないように守っていかないといけないなと思った。
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私も時代と共に外見やファッションから、内面のことまで悩みつづけて、悩み疲れ、結局どう生きたらこの解決しない問題とおさらばできるのかと思っていました。 自己肯定感、自己愛、セルフラブなど、(意味同じかな?)自分を愛するための方法を調べたり、著名人の言葉をたくさん聞いても結局自分のこ...
私も時代と共に外見やファッションから、内面のことまで悩みつづけて、悩み疲れ、結局どう生きたらこの解決しない問題とおさらばできるのかと思っていました。 自己肯定感、自己愛、セルフラブなど、(意味同じかな?)自分を愛するための方法を調べたり、著名人の言葉をたくさん聞いても結局自分のことが好き!となりきれず、結果自分はダメな人間なんだ、とネガティブになることを繰り返していましたが、この本を読んで、悩み続け、考え続け、向き合い続けることはダメなことではないのだと思えました。 また、インフルエンサーという職業も、芸能人と比較され冷笑する人もいますが、この外見が強く批判される時代に、一般人とも同じ悩みを持ち、有名人の苦しさも感じながら、両方の視点を持って踏ん張って立ってくれているんだなと思いました。 時代やマーケットに流されないことは難しいけれど、自分はどこの部分を受け入れて、なにを自分らしさとするのか、これからも考え、悩み続けて生きていっていいのだと思えました。 なんか長くてまとまらないけど、今の自分はこんな気持ちというのをメモ!
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