商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 育鵬社/扶桑社 |
| 発売年月日 | 2025/06/26 |
| JAN | 9784594100384 |
- 書籍
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日本の地政学 新版
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日本の地政学 新版
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
地政学に基づいて日本、アメリカ、中国、イギリス、ドイツ、ロシアあたりの歴史を第一次世界大戦から現代までを教えてくれます。 本当がどうかわからない情報もありますが昨今の世界情勢を知るには良いかと思います。
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今年(2025)4月にこの本の著者である北野氏が5年前に書いた本を読みました、この度「新版」として第1章が改訂されたとのことで読んでみました。日本、中国の地政学の章の前に「ロシアの地政学」と章立てされています。ロシア・モスクワに28年駐在していた北野氏ならでは視点は参考にしたく思...
今年(2025)4月にこの本の著者である北野氏が5年前に書いた本を読みました、この度「新版」として第1章が改訂されたとのことで読んでみました。日本、中国の地政学の章の前に「ロシアの地政学」と章立てされています。ロシア・モスクワに28年駐在していた北野氏ならでは視点は参考にしたく思います。 以下は気になったポイントです。 ・生存圏とは、国家が生存(=自給自足)するために、必要な地域のことを言う、人口が増えたり国力が増したりすれば、必要な生存圏も大きくなる。その時「国家が生存圏を確保するために、国境を拡張することは、国家の権利である」となる。この考え方だと、生存圏を確保するために他国を攻めることは、権利である、ことになる、そして他国への侵略は肯定されることになる、禁断の学問・危険な学問とされた(p14) ・ハウスホーファーはヒトラーに「生存圏」の地政学を指導した、もう一つの地政学(系統)として、米英系の地政学があり、代表的なのは「シーパワー理論のマハン」「ハートランド理論のマッキンダー」「リムランド理論のスパイクマン」がある(p15) ・世界一国土が広いロシアは、どこからでも攻め込むことができる、という地政学的弱点があり、緩衝地帯(旧ソ連諸国、モンゴル、北朝鮮)を作ることで国を守ろうとした(p57) ・ウクライナ戦争が始まる19年前の2003年から、アメリカとロシアの旧ソ連諸国を巡る争いは続いている。2003年のグルジア革命、2004年ウクライナ革命、2005年キルギス革命、2008年のロシアーグルジア戦争、2014年クリミア併合等(p57) ・ロシアは現在、戦場で優勢だが、戦略的には敗北している。プーチンはウクライナ侵攻することで、緩衝地帯・勢力圏である旧ソ連諸国の多くを失った、ウクライナ・モルドバ・ジョージはEU加盟申請した、アルメニアはロシア主導の軍事同盟(CSTO)から脱退宣言をした、中央アジア旧ソ連諸国は中国に「運命共同体」を作ることで合意した(p58) ・日本はイギリス同様に「水の抑止力」に守られていて(海洋国家)攻撃されることがほとんどない、一方、島国が大陸を攻撃するのは困難である(p87) ・中国はドイツ同様に、リムランドに属するランドパワー(大陸国家)である。ドイツは3B政策を進めることで覇権国イギリスと対立して第一次世界大戦が起こる原因を作った、中国は、中東→中国の海洋支配を目指し、米中覇権戦争が起きる原因を作った(p113) ・東洋のイギリスである日本が中国に勝つ方法は、英独関係から学べる。イギリスはドイツに勝つために、仮想敵ナンバーのフランス、ナンバー2のロシアと和解、日本と同盟を結びアメリカを味方につけた。安倍元総理は、アメリカ・ロシア・韓国との関係を改善させた(p153) ・プーチンはウクライナのNATO加盟を阻止するためにウクライナ戦争を開始したが、フィンランド・スウェーデンがNATOに加盟し、NATOは拡大してしまった、SWIFTから排除されて、人民元圏に取り込まれて中国の属国になった(p204) ・世界では、中国・ロシア・北朝鮮・イランを中心とする「独裁ランドパワー同盟」と、日本・アメリカ・イギリス・EU・オーストラリアを中心とする「民主シーパワー同盟」が争っている。現在、同盟国を重視しないトランプ政権によって分裂の危機にある、しかし日本が独裁ランドパワーに加わると、第二次世界大戦の過ちを繰り返すことになる(p249) 2025年8月6日読破 2025年8月6日作成
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メルマガを読んでいるのでそれほど目新しいことは無かった。かなり楽天家の私でも日本はまだまだやれる、未来は明るいとなかなか信じにくい世の中ではあるけど、前向きに生きていきたい。
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