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「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる
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「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる

安宅和人(著者)

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「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2025/07/30
JAN 9784862763501

「風の谷」という希望

¥5,500

商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2025/11/26

全体を統合して一冊にしたことに価値を置いている本。個別項目を見て、その手の詳しい人なら少し物足りなく思う点もあるだろう。けれど、どれも蛸壺構造の中俯瞰した議論は思った以上になされていない。これを通じて各部分のブラッシュアップは日本人得意だと思うのでそれぞれ更新されていくと良くなり...

全体を統合して一冊にしたことに価値を置いている本。個別項目を見て、その手の詳しい人なら少し物足りなく思う点もあるだろう。けれど、どれも蛸壺構造の中俯瞰した議論は思った以上になされていない。これを通じて各部分のブラッシュアップは日本人得意だと思うのでそれぞれ更新されていくと良くなりそうな予感がある。 何より国土交通省と農林水産省、環境省、厚労省、文科省、総務省、資源エネ庁など官僚やゼネコンらにはぜひ熟読してほしい中身。 インフラ(通信、教育、医療含む)の話がセットでないと、経済や利便性うんぬんたげでなく暮らせないのよ疎地域は。

Posted by ブクログ

2025/11/24

残すに値する未来のために、最新の知見がまとめ上げられた一冊。少しずつ読んでいて、読むのに2ヶ月かかりました。 生活とは働く人によって支えられており、自分もまたその1人。未来は過去の価値観では作られず、新しい諸課題に対応する新しい価値観にアップデートしていかなければならない。それ...

残すに値する未来のために、最新の知見がまとめ上げられた一冊。少しずつ読んでいて、読むのに2ヶ月かかりました。 生活とは働く人によって支えられており、自分もまたその1人。未来は過去の価値観では作られず、新しい諸課題に対応する新しい価値観にアップデートしていかなければならない。それが「風の谷」をはじめとした谷をつくる言葉として言語化されており、体系化されている。 現在進行形の活動に自分のフィールドで寄与できることをやっていきたいと思いました。

Posted by ブクログ

2025/11/15

『「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる』を、分厚さに少し構えつつも、気になるところを拾い読みしました。それでも、「風の谷」というコンセプトにはかなり惹かれました。都市か地方か、便利か不便か、という分け方ではなく、「自分が心地よく生きられる場所をどう選び、どう育てていくか...

『「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる』を、分厚さに少し構えつつも、気になるところを拾い読みしました。それでも、「風の谷」というコンセプトにはかなり惹かれました。都市か地方か、便利か不便か、という分け方ではなく、「自分が心地よく生きられる場所をどう選び、どう育てていくか」という視点で語られている本だと感じます。全部を精読したというよりは、自分の関心のあるところを行ったり来たりしながら読んだのですが、それでもところどころに「これはメモしておきたいな」と思うフレーズがたくさんありました。 僕自身、いまも自然の豊かな地方に住んでいます。まちの環境としては水道や電気が不便だと感じることはありません。ショッピングモールあるようなまちです。 まちから山がよく見え、四季の移ろいがはっきり分かる日々は、とても豊かな時間です。本の中で語られる「自然との共生」や「自分に合った場所で暮らす」という話を読んでいると、その日常の感覚がところどころで重なりました。 個人的に刺さったのは、森やトレイルの話と、「Joy of Life(JOL)」や「ピンピンコロリ」といったキーワードです。ただ長く生きるのではなく、自分らしく、楽しさや役割を持ちながら暮らし続けること。そのイメージを、まちや暮らしの設計と結びつけて考えようとしている点に共感しました。コミュニティについての視点も印象的で、「ひとりでがんばる」のではなく、ゆるくつながりながら場を育てていくイメージが描かれています。 移住に興味がある人や、すでに地方・自然の近くで暮らしている人、都市にいながら自然との距離感にもやっとしている人など、それぞれどこかに引っかかるフレーズが見つかる本だと思いました。 自分のこれからの暮らし方を、少し未来の視点から見直してみたくなる一冊です。

Posted by ブクログ