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お年よりと絵本をひらく 福音館の単行本
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お年よりと絵本をひらく 福音館の単行本

中村柾子(著者)

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お年よりと絵本をひらく 福音館の単行本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2025/06/20
JAN 9784834088618

お年よりと絵本をひらく

¥1,210

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2025/11/02

良き 絵本選びにとても参考になる。実際に介護施設や知り合いの母などに読んでいるだけあり、その時の反応なども書かれているのが良い。参考にしたい! まさか、二冊の絵本の言葉探しが、漢字の偏とつくりへの興味につながるとは思いもよりませんでした。疑問や好奇心は心のハリ、暮らしに活気を...

良き 絵本選びにとても参考になる。実際に介護施設や知り合いの母などに読んでいるだけあり、その時の反応なども書かれているのが良い。参考にしたい! まさか、二冊の絵本の言葉探しが、漢字の偏とつくりへの興味につながるとは思いもよりませんでした。疑問や好奇心は心のハリ、暮らしに活気をもたらしてくれますね。 物語は、人を遊びの世界に誘い込むのですね。それは大人も子どもも同じです。絵本には、遊びにつながる種がたくさんひそんでいます。レクリエーションの柱のひとつに、絵本を取り入れてはどうでしょう。

Posted by ブクログ

2025/10/08

書店で目に留まったけど、まあいいかと見送り、この度図書館で再び目に留まり、とりあえず読了。施設での読書界に絵本、はアリですわな。

Posted by ブクログ

2025/09/11

これはダイアロジック・リーディングだ! お年寄りと絵本を読むのにあたり、対話型のおはなし会をやっているではないですか。 絵本を通じて話が盛り上がるって、すごくいい。 先日、加藤映子の『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』を読んで、ダイアロジック...

これはダイアロジック・リーディングだ! お年寄りと絵本を読むのにあたり、対話型のおはなし会をやっているではないですか。 絵本を通じて話が盛り上がるって、すごくいい。 先日、加藤映子の『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』を読んで、ダイアロジック・リーディングという対話型の絵本の読み聞かせ方法を知った。 一方的に大人が子どもに読んできかせる絵本の読み方に、疑問を持ち始めたところだった。 そうか、お年寄りとも絵本を楽しめるのか。 対話に、絵本という小道具を使えばいいのか。 大人相手に、絵本を使っておはなし会をするってどんな感じなんだろう? 絵本なんて子どもが見るもの、と思う人もいるだろうから、どうやって話をするんだろう? そう思いながら読んでいた。 「こんな季節になりましたね」「今日は○○の日なんですけど」など、導入があって、絵本を取り出す。 これって…子どものおはなし会でも必要だと思うんだよね。学校の授業でもよくやる手法だと思うんだけど。 知っている絵本もたくさん出てきた。  私が子どもたちとワイワイ話しながら読んでいるかというと、なかなかできていない。 お年寄りは生きた年数の分だけ、話せることがある。 絵本を通じて話が盛り上がるのって、すごく素敵。 話すことが得意な人ばかりではないと思うけど、自分にベクトルが向いていたり、好きなものについて話を差し向けられたりすると、案外しゃべってしまうことって多いんじゃないだろうか。 相手のことを知るために、使える絵本はたくさんありそう。 この本は、福音館のメルマガで紹介されていて知った。 私の母は老人ホームで傾聴ボランティアをやっている。絵本が好きな方を担当していて、毎月持って行くのだと言っていたのを思い出し、「母と話題を共有できるかな?」と思って図書館で借りてみた。 まだ母とはこの本について話していないけど、対話のきっかけに絵本を使う、というのはこの本を読んで想像できた。 著者のオトナおはなし会のための選書は、やさしさに溢れていた。楽しいひとときを過ごしてもらいたい、という心遣いをじんわり感じた。 外に出る機会が少ないお年寄りに、季節を感じて欲しい。 声が出にくくなった方に、声を取り戻せるきっかけになる絵本はないかな。単にお年よりが出てくるだけでなく、活躍しちゃう絵本は元気が出そう、などなど。 きっと、絵本が好きで、人が好きな方なんだろうな。 絵本には、子ども向けのものも当然たくさんある。 でも、大人が見ても楽しいものもたくさんある。 私もしばらく絵本なんて見ていなかったけど、子どもが生まれてからまた絵本に触れ合っている。 絵本は子どものためだけじゃない。 絵本好きな大人がいても、全然いい。 母が今よりもっと年をとったらやってみたいし、絵本好きなおばあちゃんに、私もなりたい。 でもまずは、絵本を通じて自分の子どもたちと対話を楽しみたい。それを再認識できた1冊だった。

Posted by ブクログ

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