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昭和歌舞伎 女方小説集 中公文庫
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昭和歌舞伎 女方小説集 中公文庫

円地文子(著者), 三島由紀夫(著者), 網野菊(著者), 中村哲郎(編者)

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昭和歌舞伎 女方小説集 中公文庫

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内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2025/06/20
JAN 9784122076662

昭和歌舞伎 女方小説集

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2026/03/06

読書会で、三島の「女方」が取り上げられるので、そのため、現時点では、「女方」だけ読んだ。 歌舞伎の女方が、新劇の演出家に片想いで惚れていくのを、見守る裏方の男の心中を描くという複雑な構造。「幻滅」がキーワードになっている。私は三島とは相性が悪く、うまいとは思うが、感動はしなかった...

読書会で、三島の「女方」が取り上げられるので、そのため、現時点では、「女方」だけ読んだ。 歌舞伎の女方が、新劇の演出家に片想いで惚れていくのを、見守る裏方の男の心中を描くという複雑な構造。「幻滅」がキーワードになっている。私は三島とは相性が悪く、うまいとは思うが、感動はしなかった。 網野 菊による「おもかげ」と「楽屋」の二篇は、主人公が好きな役者が、女方である、というだけのことで、「女方小説」というほどの特殊性はない。たぶん男性の映画スターや美形の講談師に置き換えても、違和感なく話が成立すると思う。さらに、私小説的な筆致は、古さを感じさせる。 円地文子の「双面」と「女方一代」は、まさに、女方小説の傑作というべきものだ。この作品では、女方役者は、男として女と交わる。このリアリティを書くことができているだけでも、他の作品より抜きん出ている。 全作品読み終えたので、円地の作品の評価として、星をひとつ増やした。

Posted by ブクログ

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