商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/06/13 |
| JAN | 9784065398470 |
- 書籍
- 文庫
ムーミン谷の冬 新版
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ムーミン谷の冬 新版
¥748
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
冬の景色といえばこの話を思い出す。心が疲れて人や小説から離れたい時、何も考えずに手に取れる本の一つ。北欧の冬は暗く、厳しく、日照時間が短いので、太陽を恋しく思うのは分かる気がする。ムーミン谷も同じで、海が凍り、オーロラさえ見えるほどだ。雪や氷の描写が現実的で、ただ綺麗なだけでな...
冬の景色といえばこの話を思い出す。心が疲れて人や小説から離れたい時、何も考えずに手に取れる本の一つ。北欧の冬は暗く、厳しく、日照時間が短いので、太陽を恋しく思うのは分かる気がする。ムーミン谷も同じで、海が凍り、オーロラさえ見えるほどだ。雪や氷の描写が現実的で、ただ綺麗なだけでなく、景色を一変させ、ケーキのアイシングのように人の心をうきうきさせたり、時に全てを静止させ、針のような冷たさで体を責め立てたりするのが良い。だからこそ、時々この景色に浸りたくなるのだろう。 穏やかだが、優しい本ではない。むしろ冬はかなり容赦ないし、ムーミントロールもちゃんと寂しいし、怖いし、心細い。だがそのうちに、彼は自分の知らない世界がずっとそこにあったと知る。物怖じしないミイとの性格の違いもよく出ている。 なんでもない文章なのに、疲れているとあまりの嘘のなさにボロボロ涙が出てしまうのは私だけか……。 皆からの扱いも含めて、ヘムレンさんが一番好き(笑) こういう人、いるよねっていう解像度が高い。エピソードも挿絵も大好き。 そして、ああ、ムーミンママは、いつだって本当にいてほしい時にそばに来てくれるよね。
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このお話、好きだな、と思った。 ムーミンが、家族や親しい友人がいないなかで、少し大人になっていく様子が愛おしい。 トゥーティッキ(女の子と思わなかった…ジェンダレスな感じ)が、「どんなことでも、自分で見つけださなきゃいけないものよ。そうして自分ひとりで、それを乗りこえるんだわ」と話す場面にハッとした。184頁 ムーミンが風邪をひいたことを察知して起きたママが、とてもやさしいけれど、そのママに言えないこともできたムーミンの成長が、良いなと思った。
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ムーミンが慣れない冬の色々なことに巻き込まれ、乗り越えながら確実に頼もしくなっていくこのお話がとても好きになった。 冬眠から自分だけ目覚めてしまうという設定がこの話の深みを出している。とてつもなく心細かいだろうなと思って話を読み進めていったが、冬を知らないミイがいてこれたことは救いだったはず。トゥーティッキがトーベヤンソンさんのパートナーがモデルになっていると知り、冬の厳しさムーミンへのアドバイスが妙に刺さった。二人はきっといい関係だったんだろうな〜。 冬が私自身苦手で「いつも早く暖かくならないかな」と思っているけれどこの本を読んで、次の冬は楽しめそうな気がした。
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