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下山事件 真相解明
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下山事件 真相解明

柴田哲孝(著者)

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下山事件 真相解明

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2025/06/12
JAN 9784396636807

下山事件 真相解明

¥2,090

商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2026/01/16

いま、『下山事件 真相解明』という本を読み終わったところだ。これを書いた著者は下山事件の犯人(複数犯)と関わりのある人物の孫にあたる。あの、戦中戦後の複雑な、魑魅魍魎な人間関係を、分かりやすくカメラ越しに覗くように書いている。文章の行間に意味が一杯詰まっていて、いちいち納得させ...

いま、『下山事件 真相解明』という本を読み終わったところだ。これを書いた著者は下山事件の犯人(複数犯)と関わりのある人物の孫にあたる。あの、戦中戦後の複雑な、魑魅魍魎な人間関係を、分かりやすくカメラ越しに覗くように書いている。文章の行間に意味が一杯詰まっていて、いちいち納得させられる。著者自身も、血を引いた祖父が事件と関わっていたとあれば、作家という職業上、真実を追求したくなったに違いないのである。他人が書くより自分のイシューとして真実を明らかにせねばならないと考えたと思う。この事件については、多くの一流の著名人が書いている中で、祖父がどこまで事件に関わったのかを基軸として、闇の世界をほつれた糸を紐解くように明快に描写しているのだ。独創力に富んでいながら客観的なのである。 犯人は一体誰なのか。なぜ、下山定則は殺されなければならなかったのか。そのふたつ疑問に、この本は最終章のさいごに限りなく真実に近い形で迫っている。いや、名前も動機もズバリ書いているのだ。しかし、それは著者の推測の域を出ていない故、断定は出来ない。是非、多くの人に一読していただきと思う。

Posted by ブクログ

2025/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦後の未解決事件(はっきりとわかってないと言う意味で)の代表とも言える下山事件を亜細亜産業が黒幕という観点で真相に迫ったノンフィクション小説。 事件発生から70年も人々を引きつける不思議さはそれこそがミステリー。アメリカ占領期で今の日本とは違う危うさ、思惑が東京には渦巻いていたと考えれば、時間的にはつながっているけど、他の国の物語のようにも思える。 これまで様々な黒幕説が言われていたけど、ここでは戦前から続く亜細亜産業が黒幕で、作者の祖父も関わっていたのではないかという疑念が発端。これまで長きにわたり、下山事件を調べてきた作者には、著書を出すごとに匿名に近い形で、新たな情報が提供されており、一次情報に裏打ちされているところが(その一次情報が真実と仮定して)納得感を思わせてくれる。 これまで多くの本やテレビで取り上げられており、それらを含めて違うところや疑念をもって自身の考えを提示しているところはオリジナリティもあって面白い。もちろん、私がそれら全てを読んでこれを書いてるわけではないけど。 下山事件は浦沢直樹氏のビリーバットの1巻で取り上げられて初めて知った。あれを読んでからもう10年だから、私も下山事件にとりつかれた一人なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/11/10

情報量がものすごく多くて、頭がついて行かず、かなり苦労しながら読んできたし、たぶん3割程度しか理解していないだろう。しかし、清廉潔白な下山総裁が残虐な拷問の末に暗殺され、それに関わったと考えられる右翼グループが何ら罪を問われることなく権力の座に留まり続けたことを思うと心が痛む。金...

情報量がものすごく多くて、頭がついて行かず、かなり苦労しながら読んできたし、たぶん3割程度しか理解していないだろう。しかし、清廉潔白な下山総裁が残虐な拷問の末に暗殺され、それに関わったと考えられる右翼グループが何ら罪を問われることなく権力の座に留まり続けたことを思うと心が痛む。金と権力のために人の命などろくに顧みない人たちが、日本の権力の中枢にいたし、今もいるということがわかる。著者の長年にわたる調査考察は敬意に値するし、彼がそこから導き出した結論は、納得のいくものだった。

Posted by ブクログ

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