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ロボットと蛾
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ロボットと蛾

ヴィータウテ・ジリンスカイテ(著者), 櫻井映子(訳者), スタシス・エイドリゲーヴィチュス(絵)

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ロボットと蛾

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 green seed books
発売年月日 2025/06/06
JAN 9784910956022

ロボットと蛾

¥1,980

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2025/11/03
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〝ハイテク製品の展示場の片隅に、一台のロボットが立っていた。頭を回したり、腕や足を持ち上げることが出来る以外に、決められた6つの質問に応えることが出来た。…名前は?「ボクノ ネマエハ ドンドン」 … 生まれは?「ケンキュウシツデ ウマレマシタ」 というふうに…。お客がひけた後の夜のこと、窓から一匹の雌の蛾が飛び込んできて、ロボットの顔にとまり、話しかけてきた。…鉄の塊のロボットと、自然界に生きる蛾との会話は、一方通行で終わるはずだったはずが…⁈〟ソ連体制下のリトアニアで共産主義に蝕まれて誕生したロボットと自由に羽ばたく蛾の、悲しくも切ない愛の物語。

Posted by ブクログ

2025/09/30

ロボットと蛾の奇跡の愛の物語。 プログラムされた言葉のみ発するロボットが、自然の中に生きる感受性豊かな蛾と出会い、交流していくうちに人間らしい感情が生まれるようになり……という話。 リトアニア児童文学の古典作品。 絵本のように文章は少なく内容もシンプルだ。 もしも、ロボット...

ロボットと蛾の奇跡の愛の物語。 プログラムされた言葉のみ発するロボットが、自然の中に生きる感受性豊かな蛾と出会い、交流していくうちに人間らしい感情が生まれるようになり……という話。 リトアニア児童文学の古典作品。 絵本のように文章は少なく内容もシンプルだ。 もしも、ロボットにも心があったなら、すべての生きものがそうである(べき)ように、存在すること自体が尊いと言えるのだろうな。 現代ではAIがそれだね。内閣府がAIは人間が指示したことを実行する「道具」と位置づけているというような指針を出していたけれど、いつかAIが人権を得られる日が来たりしてね。 だれかと出会い、会話し、関係を深める喜び。 自分の言葉で思いを表現できる喜び。 そういった願いが叶えられることはなく… とても悲しく切ない物語だった。

Posted by ブクログ

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