商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/05/22 |
| JAN | 9784121028556 |
- 書籍
- 新書
明治維新という物語
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明治維新という物語
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
歴史の教科書ではまず掲載されない、地域から見た明治維新の見方を論ずるもの。倒幕の先駆けとなり明治維新の道を切り拓いた自負のある地域から、佐幕として新政府とあまり良い関係ではなかった地域とでは明治維新の語り方や利用の仕方に大きな差異が出ていて面白い。佐幕であった事を隠し明治の世を...
歴史の教科書ではまず掲載されない、地域から見た明治維新の見方を論ずるもの。倒幕の先駆けとなり明治維新の道を切り拓いた自負のある地域から、佐幕として新政府とあまり良い関係ではなかった地域とでは明治維新の語り方や利用の仕方に大きな差異が出ていて面白い。佐幕であった事を隠し明治の世を生き抜いたり、倒幕・尊王を歴史に絡ませて観光資源や贈位請願に利用するなど「実」を多く含んだ歴史の使い方が散見された印象であった。
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明治維新では、長州や薩摩といったメインストリームの物語が数多く出回っているが、もちろん日本各地でその大変革に翻弄された小さな物語が存在する。そしてそれらは日本社会が変遷していくなかで役割を変え、その記憶をも改ざんされてきた経緯がある。 この本では笠間、周防大島、飯能、大館、佐倉...
明治維新では、長州や薩摩といったメインストリームの物語が数多く出回っているが、もちろん日本各地でその大変革に翻弄された小さな物語が存在する。そしてそれらは日本社会が変遷していくなかで役割を変え、その記憶をも改ざんされてきた経緯がある。 この本では笠間、周防大島、飯能、大館、佐倉といった維新の辺縁部に置かれた地域の郷土史を紐解き、そこでの官軍・幕軍に属した人々の扱いについて検証している。早くから官軍側に与した人物は志士として顕彰される一方で、幕軍の側で抵抗した人物は忠義や勤王といった文脈に置き換えられる。 とくに明治維新100年の1968年前後や150年の2018年前後にはこの再評価が盛り上がりを見せている。1968年は司馬遼太郎の『竜馬がゆく』が大河ドラマ化され、この司馬史観とも呼ばれる薩長土の志士たちを英雄視する流れが生まれ、2018年にはこの郷土の英雄たちを地域資源として観光に活かす取り組みが進められた。 当時としてはクーデターであり、個々人の行動はテロリズムと呼ばれる場合もある。そこに物語が付与され、本人も思ってもみないような意味づけがされていく。歴史とはかくように形成されていく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治維新そのものを説明するのではなく、地域に残った明治維新へ対応した人を顕彰することで、地方で語り継がれる、ということを説明した本である。 笠間、周防大島、飯能、大館につづいて、佐倉藩の堀田家についてこれを中心として、明治の記憶として住民に語り継がれるような記録を説明している。 今までにこうした明治維新に関するところは数限りなくあるので、地方史の収集にもとづく著作が増えるであろう。 学生の地元についての愛着が呼び起こせられるであろうか?
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