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両膝を怪我したわたしの聖女
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両膝を怪我したわたしの聖女

アンドレア・アブレウ(著者), 村岡直子(訳者), 五十嵐絢音(訳者)

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両膝を怪我したわたしの聖女

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2025/05/16
JAN 9784336077714

両膝を怪我したわたしの聖女

¥3,190

商品レビュー

3

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2026/03/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

十歳の少女たちのお話とは思えないほど、彼女の周りの人たちや彼女たち自身まで綺麗や純粋と言った言葉からは遠く、いたたまれなくなった。しかし、そんな中にも少し垣間見える子どもらしさや純粋さが少しほっとしたり、逆に心を痛めつける場面もあった。 スペインの言葉と十歳の主人公の言葉づかいがそのまま翻訳されているので、読みづらいと言ってしまえば簡単だが、そこが本作の魅力でもある。また、わからなかった言葉を調べながら再読したい。 イソラは正直「良い子」とは程遠い子どもで、主人公は大人と喋るのはまだ苦手という内気な性格。その主人公がここまでイソラに惹かれているのは、子供時代特有の狭い世界の中にいるからなのではないかと思ってしまった。イソラがいなくなってしまった時、主人公は苦手だった大人に自分から話しかけていたり、最後海の方へひとりで歩いて行った。子どものままのイソラという決して忘れられない記憶を持ちながら、主人公は少しずつ大人になって進んでいくのだと思うと物悲しい気持ちになった。

Posted by ブクログ

2026/03/17

スペイン・カナリア諸島の島に住む10歳の少女二人の夏。少女らしいかわいらしさとは正反対ではあるが、ついつい読んでしまった。 はっきり言って読みにくいところも多かった。そこを、読みにくいと感じるかどうかが、この本なのかなぁ。

Posted by ブクログ

2025/07/22

何か言いようもない切なさを感じてしまったが、そのこと自体が彼女たちにとってはすでに傲慢だ。そんな安い感情は瞬時に切り捨てられるだろうから。10歳の少女たちは手探りで外の世界に足を踏み出そうとしている。粗削りな行動の中に一瞬垣間見える仄かな光。だが、それは振り返った者だけが見ること...

何か言いようもない切なさを感じてしまったが、そのこと自体が彼女たちにとってはすでに傲慢だ。そんな安い感情は瞬時に切り捨てられるだろうから。10歳の少女たちは手探りで外の世界に足を踏み出そうとしている。粗削りな行動の中に一瞬垣間見える仄かな光。だが、それは振り返った者だけが見ることのできるものなのかもしれない。 全篇を通して、空から落ちてくる息苦しいほどの空気の重みの中、主人公の「わたし」はこれからどこに歩いていくのだろう。

Posted by ブクログ

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