商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/05/15 |
| JAN | 9784309209234 |
- 書籍
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人形のアルファベット
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人形のアルファベット
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
貧困や困難のなかで喘ぐ女性が主人公の作品が多数の短編集。 ゴシックホラーというか直接的な恐怖というよりおどろおどろしい不気味な雰囲気の作品が多い。どの作品もストーリーの理屈やオチが明確にあるわけではないので読む人は選びそう。
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あまりに奇想天外、シュールさ満点の短編集。グロテスクな描写があったりして怪奇のエッセンスも多くあるけれど、幻想小説というのが一番しっくりくるかな。 お気に入りは「ワクシー」。とんでもないディストピア世界を舞台にした、閉塞感あふれる物語です。試験でよい成績をとることが存在意義の男と...
あまりに奇想天外、シュールさ満点の短編集。グロテスクな描写があったりして怪奇のエッセンスも多くあるけれど、幻想小説というのが一番しっくりくるかな。 お気に入りは「ワクシー」。とんでもないディストピア世界を舞台にした、閉塞感あふれる物語です。試験でよい成績をとることが存在意義の男と、その男を養うことが存在意義である女。暮らしは貧しく、まともに子供を産み育てることも困難な世界での物語は、あまりに異常ではあるけれど現実とも少し繋がるところがある気がするのが恐ろしいです。 「蜘蛛の手記」も不気味な話。八本の脚を持つ男がミシンに魅せられる物語ですが、他の多くの作品においてもミシンが登場して、それが重要な存在となっていることが気にかかります。そしてここで搭乗するミシンが一番魅力的で恐ろしい……。 「ハンガリー産イワシ」はかなり面白いなあ。身の回りのなにもかもを缶詰にしてしまった男の話。実にユーモラスでナンセンスです。どうやってこんなこと考えつくかなあ。
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2026.1.17市立図書館 新刊時にSNSでいろいろみて読んでみたいと思って予約を入れていた。やっと順番が回ってきた。カナダ出身スコットランド在住のカミラ・グルドーヴァのデビュー短編集(原題「The Doll's Alphabet」、2017)の翻訳、掌編短編取り混ぜ...
2026.1.17市立図書館 新刊時にSNSでいろいろみて読んでみたいと思って予約を入れていた。やっと順番が回ってきた。カナダ出身スコットランド在住のカミラ・グルドーヴァのデビュー短編集(原題「The Doll's Alphabet」、2017)の翻訳、掌編短編取り混ぜて13の作品が収められている。 どの物語も不気味で薄汚れ閉塞感があって、ときに近未来の文明が失われたディストピアで、読んでいてつらくなる時も多々あるけれど、すでにこれに近い現実を生きている人も少なくはないのではないかとも思えた。女性が主人公のやるせない作品がほとんどの中で、「ハンガリー産イワシ」のバロン・ドムブスキは寓話風でちょっとバカバカしいおかしさにほっとした。「蜘蛛の手記」の主人公はせつなかった。 「ミシン」があるときはキーアイテムあるときはさりげない小道具のようにたびたび登場したが、「ワクシー」の主人公が仕事としてミシンに書き込む型名が「ナイチンゲール」で、「蜘蛛の手記」の主人公が憑かれたように愛するミシンが「フローレンス」であるのにはなにかの含みがあるのだろうか。 ほどく ネズミの女王 ゴシック協会 ワクシー 人形のアルファベット 人魚 アガタの機械 サイ 蠟燭受けの悲しき物語 エドワード、死者を甘やかすなかれ ハンガリー産ワイン 蛾の館 蜘蛛の手記
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