商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売年月日 | 2025/05/15 |
| JAN | 9784596962737 |
- 書籍
- 文庫
黒猫のいる回想図書館
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黒猫のいる回想図書館
¥819
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商品レビュー
4.1
46件のお客様レビュー
最後がもったいなかった、と個人的に思う。繋がりを連想させるが、どこに着陸するか。その面白さはあった作品である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
表紙が綺麗で題名の黒猫が気になったので読みました。 この本は、いろんな悲惨な日を迎えている人々の人生を追体験する事で、自分の人生も第三者視点で見つめるきっかけになる様に書かれていると思いました。理不尽な世界でも、それでも前を向こうとする人たちから、少しだけエールをもらえる様な温かい小説だと思います。 また、伏線回収するタイプの本では無いと思っていたので、意外でそこも良かったです。 ただ、未来に戦争が起こるため、未来を変えてほしい事を伝えられて、主人公がそれに対して選挙に行こうとするという結果が、余りにも小さい規模だと思いました。確かに実際に選挙に立候補するのは色々な理由で難しいかもしれないが、メルヘンな内容なのに変にリアルだなぁと思いました。 黒猫は導入で、キーパーソンほどの重要度がなかったのは少し残念でしたが、初めに黒猫が話しかけるという所がとてもわくわくする内容なので、とても良かったです。 例えば人生最悪の日に「他の人はもっと苦しんでるんだから、それくらい大した事ない」なんて他人から言われたら、お前に何が分かる?と怒りそうになりますが、やはり小説だからと言うのも大きいけど、戦争で弟を亡くした話や最愛の人を亡くした人の話しを聞いた後では主人公の様に自分の不幸は小さいものに自然と感じるだろうと思います。 酷く傷ついた事は事実でその事について誰も否定する事はできないですが、もっと酷い理不尽はあるのだと感じると、反面教師と言うよりも、もう、生きてる事に感謝するしかない。やりきれなくても、今ある物を見るしかないのでしょう。 とある刑事ドラマで犯人が自分の人生に絶望して、『自分の人生はもう終わってる。もう何も無い。』と言った後に刑事が「お前のことを信じて死んだ母親は言ってる。あるじゃないか、お前には明日も明後日も、来年ももっともっとあるじゃないか。何も無いなんて言うな、と。」というシーンを思い出しました。 一生懸命生きてるだけなのに理不尽な事だらけで、主人公の様に簡単に割り切れない気持ちもあるけど、泥水啜りながら、這いつくばりながら「今すぐ死んで、未来も今のこの感情さえも何もかも無くなるよりかはよっぽどマシだ」「全てを奪われる悲しみ、苦しみよりマシだ」「何もなくは無いのだ」と前を向くしか無いのだと、心に留めておきたいと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
想像していたのとは全く違う異世界であった。 主人公千紗は、はじめのうちは図書館から出ることしか考えず、とても人間的に浅く、ささくれ立ち嫌な感じの人物だった。 もちろん人生最悪の日を経験してしまったのだから、やさぐれて嫌な奴になるのは仕方ないのだろう。 そんな嫌な千紗も、時が過ぎるにつれ周りを見渡す余裕ができた。 そこに居る人たちと少しずつ打ち解け、強がっていた心が柔らかくなっていった。 自分史と向き合うことで、千紗の人となりが掘り下げられていき、嫌でも自分と親との関係を見つめることになった。 思い出は美しいだけではない。 封鎖していた原体験を見つめることは、その時と同じぐらい痛かっただろう。 最終的に本人が前を向こうとしてくれてほっとした。 その図書館で出会った人々との関わりは、忘れてしまうのが残念過ぎた。 でも今後の人生が安らかになったし、進むべき道も見えたし、黒猫との出会いは千紗にとっては、本当によかったと思う。 時が違っていたこと、おばあちゃんの体験は、本当に驚いたけど、すごく面白かった。 2025/11/05 21:01
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