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ぼっちの僕に強制彼女がやってきた(5) 芳文社C
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ぼっちの僕に強制彼女がやってきた(5) 芳文社C

栗ののか(著者)

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ぼっちの僕に強制彼女がやってきた(5) 芳文社C

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芳文社
発売年月日 2025/05/15
JAN 9784832205086

ぼっちの僕に強制彼女がやってきた(5)

¥814

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2025/06/26

母に言ってはいけない一言を放ってしまった周平。彼のメンタルもキツい状態だろうに翌朝になり謝ろうとしたのは尊い姿勢だね。それだけに母が何とも思っていないどころか、昔の軋轢を覚えてすら居なかったのはガチで衝撃的…… 周平を捕らえ離さないで来た母の呪縛。肝心の母はそこから既に抜け出てい...

母に言ってはいけない一言を放ってしまった周平。彼のメンタルもキツい状態だろうに翌朝になり謝ろうとしたのは尊い姿勢だね。それだけに母が何とも思っていないどころか、昔の軋轢を覚えてすら居なかったのはガチで衝撃的…… 周平を捕らえ離さないで来た母の呪縛。肝心の母はそこから既に抜け出ていたのか……。そうなってしまえば、むしろ過去に縛られ続けているのは周平一人という話になり、彼の問題は彼だけに帰結してしまうと… だからってその勢いで亜沙乃に会いに行くとは思わなかったけど ただ、彼がしたかったのは復縁ではなく覚悟表明。自分は既に母の呪縛から逃れられると気付いた周平はいきなり誰かと付き合うとかではなく、自分という一人を見つめ直したいと考えている。その過程に亜沙乃が居る事はむしろノイズと成ってしまうようで でも、この考え方って亜沙乃がどう思っているかを後回しにしてしまっている だというのにそんな周平を見て気遣うし、本音を聞けて嬉しいなんて言ってしまう。亜沙乃はやはり周平には勿体無いくらい良い人で。なのに彼女は周平との関係を大事に想っていてくれて 周平が彼女に返せるものはない。今は未だ。 その背伸びしたかのような精神性にて「変われたら」と言えた彼は大事なものを手放す阿呆な選択を取らずに済んだと言えるのだろうね そして始まった自分改造計画。一歩目は自立か そこで立山の助力を得るのも、彼との会話を通して周平の美点が見つかるのも良い流れだね。また、フリーターから脱しようとしているのも良い挑戦であるように見える 周平が己を成長させる姿に呼応するかのように亜沙乃まで一歩を踏み出すとは思わなかったな 彼女的に周平の成長を半年待つだけの自分に思うところがあるのか、それとも何かをしていないと気が済まないのか… 加奈の分析を見るにあの挑戦は亜沙乃の反省であるのかな…。周平に言いたい事を言えなかった、言って貰いたい事も言って貰えなかった。その鬱屈は亜沙乃が溜め込んでいたもので、もしかしたら周平を追い詰めていたものかもしれなくて 彼女が始めようとしている事は少々危うい気がするけど、彼女もこの半年で周平と向き合うに相応しい自分へと変化させようとする感じかな 意外な流れとなったまゆとの交流 登場当初は周平と曰くを作る人物と成ってしまうのかと危惧していたのだけど、むしろ別方面での付き合いとなる人物のようで まゆは趣味が高じたフランクな姿勢が他者を誤解させる事も有れば余計な軋轢を生み出してしまうのだろうと容易に想像付くタイプ。けれど、自分改造が進んでおらず誰かとどうなるとか想像もしていない周平は彼女との交流を一切勘違いしない 彼が期待するようにまゆはむしろ異性の友人構築の一助と成り得る存在のように思えるよ それはそれとして、まゆがここで『フランケンシュタイン』を引き合いに出すとは予想外。まゆはとんでもない要約をしたけれど、その要約が周平に刺さるし、実際に読めば感涙する点も驚き この文学作品との出会いも周平の自分改造に役立ちそうな予感を抱けるね

Posted by ブクログ

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