商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/04/11 |
| JAN | 9784022953131 |
- 書籍
- 新書
西洋近代の罪
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西洋近代の罪
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
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「動物化するポストモダン」を思い起こさせるアニメ・映画を題材とした論評含め、各論は面白い。ただ、月刊誌連載した論評をまとめたものなので、全体としてのトピックのまとまりには欠ける。勿論、重要な関連性もあるのだが、個人的にはもう少し主題が絞られていた方が◯ ・グローバルな資本主義の...
「動物化するポストモダン」を思い起こさせるアニメ・映画を題材とした論評含め、各論は面白い。ただ、月刊誌連載した論評をまとめたものなので、全体としてのトピックのまとまりには欠ける。勿論、重要な関連性もあるのだが、個人的にはもう少し主題が絞られていた方が◯ ・グローバルな資本主義のもとで同時発生するナショナリスティックな権威主義。 ・ガザの問題は植民地主義と民族主義という西洋の二つの罪悪を鏡映しにする。 ・敗戦後日本の民主主義はGHQによって作られたものであるために、反植民地主義や反民族主義を真に内面化しトラウマを克服することなく、戦後を引きずっている。 ・虚構の「セカイ」を描く日本人は、世界に対する直接的なコミットメントを持たない。「事実」とは区別される「真実」性とは、コミットメントによりもたらされる。一方で、現実に意味を与えるのも主観的な虚構でありナラティブという、ポストトゥルース的状況。 ・啓蒙主義に基づく西洋近代思想の本質は自己批判性を備えること。しかし、封建制の歴史のあるヨーロッパと比べても西洋の「純化」とみなせるアメリカが、西洋の普遍的価値を否定している。 ・もともとリベラルだったはずの層がテック右派やオルタナ右翼として共和党支持層へ鞍替えしているが、そこにはリベラルが推進する「寛容な社会」の先に予感される道徳の真空地帯への恐怖がある。許容性の拡大は、伝統的な道徳から離脱していくプロセスでもあり、その結果、排外主義や不寛容へと転じている。トランプ大統領はむしろリベラルの指向する姿の極限。 ・こうして、資本主義経済下での中間層の没落を経験したアメリカは、基盤となるはずの自由や道徳資本の喪失、理念の揺らぎを経験している。 上記が特に重要/鋭い洞察と思ったポイント。一方で、他のレビューでも書かれていたが、「日本はかくあるべし」という論にはあまりにも現実感が感じられない。なぜなのか。
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資本主義と民主主義は離婚間近らしい(笑)。 世界は明らかに新しい時代に舵を切ろうとしている。そのような中で、日本はどうあるべきか。 宮崎アニメと戦後日本の考察が興味深い。
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